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『尾方琳』の作品一覧

強引な口づけから逃れたいのに熱い想いが溢れ…。
孤高の公爵に拾われた、帰る家も名前もなき娘……。
たった1日だけの婚約者は、別人のように変貌し…!?
ギリシア大企業の社長ドラコンに、ジェミニは必死の思いで面会を求めた。彼女の父が半年前に亡くなり、歴史あるロンドンの屋敷が義母によって彼に売却されようとしている。父が愛した屋敷がホテルに改装されるなんて…。小さな花屋を営む彼女は勇気をふりしぼって交渉するが、彼は冷徹さと鉄の意志を感じさせるまるで皇帝のような男性。...
「あの後、なぜ私の前から消えたんだ」。圧倒的な魅力を放つ新任の重役シーク・ラウルにせまられて、ジュリアの心は恐れで満たされる。彼は半年前、出張先で知り合い、熱い情熱を交わした男性。逃げるように身を隠したのに、まさか上司になるなんて!! これは、子供を授かるために彼を利用した、私への天罰なの!?
美術館のPRを担当することになったスザンナ。しかし、コレクションを寄贈してくれることになっていた資産家が急死し、大あわて。しかも、その遺産相続人は、よりによって別れた恋人マークだった。かつて心から愛しあっていたが、身分違いを理由にひき離された相手。そんな彼を説得しなくてはならないなんて…。彼女の必死な気持ちを知...
19世紀英国――女学校を開校しようと奮闘しているスコラスティカはある日、悪魔的な魅力をもつプレイボーイの公爵ペイガンと出会う。女性の敵と反発する彼女に、なぜか関心をもって近づいてくる公爵。実はその裏には公爵が友人とかわした、彼女を落とせるかという賭けが隠されていた! いくら聡明でも恋のなんたるかも知らない小娘を...
私を蔑み、咎めたのは、手負いの美しき公爵――
19世紀ロンドン。ケイトは少年のなりをしてロス侯爵の邸に忍び込んだ。 「妹を傷つけた男を決して許さないわ」。 彼女は緊迫した面持ちで彼に攻め寄る。が、その瞬間、不測の事態が起こる。誤って拳銃で彼を撃ってしまったのだ!更に、介抱のため彼を自邸に連れ帰る途中、人違いだと判明。なら、この魅惑的な男性は一体誰!?
ハリエットは名門女子高の同窓会で、血もつながっていないのになぜかうりふたつの容姿をもっているローザと再会する。まるで双子のようなふたりは気が合い、悩みをうちあけあう。そして、お互いの問題の解決のためになされたのが、奇妙な替え玉計画だった! トスカーナで開かれるローザの祖母の誕生祝いに、彼女になりすまして出席する...
PR会社を共同経営する親友ふたりがたて続けに結婚し、アリスンは楽しんでいるはずの独身生活に満たされないものを感じていた。誰かを愛したい…でも、結婚には興味がない。そう、愛をそそげる子供さえいれば。そんな時、アリスンは急病で病院にかつぎこまれる。担当医師ローガンは皮肉屋だが、有能な男性。思いきってアリスンは彼に頼...
ウエイトレスのローズはスウェーデン男爵にみそめられ、あっという間に結婚することに。しかし、彼が所有する古城で開いた結婚式の真っ最中、どこからか現れた黒い瞳の男性にさらわれてしまう! 「この結婚は偽りだ。おまえたちの犯した罪を償ってもらおう」わけもわからぬまま、ギリシアの島へと連れ去られた。一方、花嫁を誘拐したク...
目を覚ましたとき、彼女は見知らぬ男性に抱きかかえられていた。あなたは誰? いえ、私は誰なの…!? 記憶を失い、自分の名前さえ思い出せないなんて。ここはノーウィック伯爵の城。嵐で船が難破し、浜辺に打ちあげられていた彼女を伯爵が見つけ、つれ帰ったのだという。マーガレットと呼ばれるようになった彼女は、冷厳ななかに思い...
ギリシアの令嬢カラは、幼なじみとの恋に破れ、傷心のままカリブ海を訪れていた。そこで知りあったのが、美しく謎めいた男性ルーカン。彼は島の有力者一族で、“後継者争いで双子の兄を崖からつきおとした”と噂されていた。でも、カラはルーカンに急速に惹かれていく気持ちをとめることができなくて…。
砂漠の国カヤーザフで父が油田を発見したことからフランチェスカと国王ザヒドは幼なじみ。数年ぶりに会い、薔薇の蕾がほころぶように美しく成長した彼女にザヒドは目を奪われる。彼女にとっても彼は初恋の人。今や婚約している身だが、胸が淡くときめく。しかし、ザヒドによってフィアンセの浮気と不正を暴きだされ破談に。自分を思って...
18世紀ニューポート。令嬢ジェルーサは婚礼の宵、薔薇園で天使のような微笑みを持つ男性ミシェルにさらわれてしまう! 彼の目的は、親の敵である名門スパーホーク家への復讐。 しかし、二人きりの逃避行のさなか、彼の出生の秘密と復讐の理由を知ったジェルーサは憎むべき彼に惹かれていく自分に気がつく。 二人が結ばれる未来など...
結婚の約束をしたはずの男性が音信不通になり、彼を捜しにイギリスからイタリアへやってきたジェイム。だが、やっと見つけた彼は別の女性と熱烈なキスを交わしていた! 裏切りを目の当たりにしてフラフラになったジェイムは、なんと車にはねられてしまう。 気がつくと、セクシーな見知らぬ男性の胸の中にいて…!?
窮地のキャサリンを救出したのは、兄の上官アダムと、その母ミセス・カルソープだった。キャサリンは自分を守るため全力で戦うアダムに、強く惹かれていった。こと女性関しては、青い目の金髪巻き毛の少女を理想視するアダム。一方世間知らずのキャサリンは貴婦人としての振る舞い方も知らなかった。しかし彼女の類い稀なる美しさと素質...
キャサリンは、英国ハンプシャーの領地ヘリアーズで、大好きな兄の帰還を心待ちにしていた。だが届いたのは兄の訃報だった…ワーテルローの戦いで、勇敢な最期を遂げたのだ。泣き崩れるキャサリンに容赦のない現実が押し寄せてきた。領地はおじ一家のものになり、財産も使えず、キャサリンは窮地に立たされた。頼れるのは、やさしい手紙...
偏屈な父親によって男の子として育てられた田舎娘のジョシー。婚約者に裏切られ、父親には息子にも女にもなれぬできそこないと罵られ、絶望の淵に立たされた。そのとき、ジョシーをいつくしんでくれた亡き母の親友レディ・フランシスが、ジョシーを励ますためにロンドンの社交界にデビューすることを勧める。それはジョシーの亡き母の夢...
アイボ・トレンチャード大尉が、叔母のもとを訪れた折り、田舎道にたたずむサラブレッドに目が留まった。と、突然茂みから少年が飛び出して「馬から離れろ!」と銃を突きつける。少年をたしなめるうち、実は少女だと気がついた!! ジョシーと名乗る少女は、放蕩者でならすアイボに新鮮な驚きをもたらした。アイボの周囲には、爵位や財...
最近、社長のケインの様子がおかしい。秘書のマギーは困惑していた。密かな憧れの人だったケイン。去年の夏、彼への淡い想いを断ち切るためにある重大な決心をしたのに、伝えるチャンスがなくて・・・。だが、ある日ケインにランチに誘われたマギーは「社内にケインの子供を妊娠した女性がいる」ことを告白されて!
火災の後処理で、短期間だが職を失ったキャシーは復帰までの間、ストーンの家で働くこととなった。有能な秘書として、また、彼の秘密を知る友として親身になるキャシー。だが、お互いに惹かれ合っているのは分かりきったことだった・・・。持ち前の大らかさに加えて、みるみる美しく変貌する彼女にストーンの想いは・・・。
キャシーは電話代行サービスの夜間オペレーター。もうすぐ大事な顧客から電話がかかる。投資会社オーナーで億万長者のストーン。人間嫌いとして有名な彼だが、キャシーには親しみを込めて話してくれる。会話だけの関係だけど一番楽しい時間だった。その日の夜アクシデントで彼と実際に顔を合わせるまでは――!?
ソフィーのルームメイトのリゼットを妊娠させて逃げた男ヨハネス。リゼットが赤ん坊を置き去りにしていなくなったからには、彼に引き取ってもらわなくては。ヨハネスの会社に乗り込んだソフィーの前に現われたのは想像とは全く違う知的な男性だった。彼は「ヨハネスは死んだよ。僕は腹違いの兄だ。」と言い出した。
勤め先の栄養学研究所でデータ偽造という無実の罪に問われたキャシー。親友のメレデスも彼女を疑い研究所を去ってしまった。その2週間後、メレデスの兄ブランから思いがけない電話がかかる。「メレデスが交通事故にあい、手術を受けることを拒否している。妹を説得できるのはキャシーだけだ」と言うのだが・・・。
慈善ファッションショーのPRを依頼されたキット。本番前にモデルがいなくなってしまい急遽代役を務めるが、ショーは大失敗。イベントの理事ジャレットは予定していた寄付金を償えと、傲慢にも1か月で5万ドル集めることを彼女に要求する。彼は全米屈指のランジェリーメーカーの経営者で、CMモデルと広告にも出演するセクシーな男性...
名門クライトン家の令嬢ルイーズは、双子の妹の言葉に耳を疑った。 大学時代、指導教官だったギャレスが、ルイーズが携わっている仕事の委員長として任命されたというのだ。 3年前の夏、失恋で傷ついたルイーズは、なかば捨て鉢になって、ギャレスと一夜を共にした。 そして今、運命に導かれた再会に胸がざわめいて・・・。
逃げ出した兄を追いかけようとし、テリーは誤って運河に落ちてしまう。マウリツィオは運河に飛び込み、彼女を助け出した。シャワーを浴びた二人は燃え上がる心と身体をおさえきれなくなる・・・・・・。翌朝、マウリツィオの胸に罪の意識がのしかかっていた。テリーを愛している。だが、自分は彼女を欺いているのだ・・・。
テリーは行方不明の兄を捜しにベネチアへやって来た。ホテルに着いた彼女を出迎えたのは長身でハンサムな、魅力ある男性だった。彼をポーターとして扱ったテリーは、従業員の話で彼がホテルオーナーのマウリツィオと知る。恥ずかしさに赤くなった時、電話が鳴った。それは当の彼からの、ディナーの誘いだった――。
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