『樹村みのり』の作品一覧
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- 郊外へと引っ越した先で娘の志保に出来た友達・のりこ。明朗快活なのりこは娘の一番の友達になった。しかし、ある日彼女の隠された闇を目撃してしまう――…。表題作「悪い子」他、5編収録。
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- 高校時代の仲良しグループと久しぶりに会うことになった野川。しかしグループメンバーの沢本さんに対して会いたくないほどの嫌悪感を抱いていた。一体なぜ自分はこれほどまでに沢本さんが嫌いなのか―…?表題作『歪んだ鏡』の他、人間の繊細な心を描いた作品4作収録。
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- 高度成長に沸く日本でそれぞれ時代を生きる子ども、大人、そして学生…。様々な人間模様を描いた短編集。
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- 大学を卒業したばかりの井上工(いのうえこう)は、気ままにアルバイトを渡り歩いていた。ある日よく通っているバーで歌を歌うマリエと出会い、そして彼女に惹かれていく。叶わぬ憧れに胸をこがし、自分の生き方を探す青年のせつないラブストーリー。表題作「フライト」他4編収録。
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- ”ローマへ行くことになった主人公の少女は、「ローマだけはぜったいにひとり歩きはするな」と友人達に念を押されていた。しかしクォ・ヴァディス聖堂だけは見ておきたかった彼女は、ローマでひとり歩きをすることになる――。
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- 「上野舞子は毎日が少しも充たされていない」何不自由のない幸せな家庭を築いている上野舞子は10年ぶりに高校の同級生、水島麻子に電話をかける。独身で自由に生きる彼女と話すうち、舞子は自分の人生について見つめ直す…。母親から観た娘、娘から観た母親。母娘関係について感慨させられるヒューマンドラマ。
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- 「わたしの宇宙人」をはじめとする「結婚」がテーマの連作短編に、代表作「菜の花畑シリーズ」の全9編を収めた短編集。
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- まぁちゃんのお家は菜の花畑を見渡せる場所にあり、お母さんと同居人の伯母さんと3人で暮らしていました。部屋が空いてるので、家計の足しに男子学生を下宿させようと募集をかけたはずが、寮を追い出され無一文の女子学生4人が下宿することに……。アットホームなドタバタコメディ。
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- ”ジョーン・B・アンダーソン”はハイスクールに通う高校生。人柄がよく誰からも好かれる彼女はある日、バーバラという女の子に声をかけられる。バーバラは以前友達だったと言うが、ジョーンは彼女を何故か覚えていなかった。
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- 一切やっていないのにクラスで不良やドロボウ呼ばわりされる志村君。心が折れそうな志村君だが、クラスメイト武藤さんが唯一庇ってくれて―…。表題作『雨』の他、少年少女の心の痛みを描いた7作を収録した樹村みのりの初期作品集!
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- 著者・樹村みのりと彼女が出会った個性豊かな猫たちとの触れ合いの日々を描いた珠玉の短編集
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- 田舎を飛び出して都会へ来たジョーンが見つけた仕事は、ボストン・ジャーナルの編集助手だった。そこでサッコ・ヴァンゼッティ事件と出会い、考える――。果たして、被告人は死刑にならなければいけないのか……。実際に起きた偏見による冤罪をテーマにした「あざみの花」他、「マルタとリーザ」など2編収録。
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- ジョーン、ビリー、ベッキーの三姉妹は母親が長期入院することになり、別々の親戚のもとで暮らすことになる。しっかり者のジョーンは独身の叔母のもとで、ビリーは歓迎されず肩身が狭い思いをし、ベッキーは叔母の家族と楽しく過ごしていた。三姉妹はそれぞれの場所で自分の生き方を見つけていく――…。
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- 「夢幻館」に掲載された新作の短編を4編収録したもの。今回は昭和30年代から40年代にかけて。高度成長に沸く日本社会。その時代を生きる子どもたち、大人たち、そして学生たち。同時代を生きた作家が彼らの青春群像を穏やかな視点で描く。
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- 行方不明になった飼い猫の「愛ちゃん」を捜す、作者の体験をもとに近所の人との触れ合い、猫と作者とのつながりを描いた表題作を中心に、猫の物語を収録。社会派のストーリーテラーが描く猫と人の物語。