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『冬青佳子』の作品一覧

私たちの町には「ふたまたさま」という神様がいる。 私たちの住む町には「ふたまたさま」という神様の祀られている祠がある。みんな気軽に手を合わせ、願い事をし、日常の報告をし、お供えをする。何の神様で、いつからあるのか、よくは知らないけれど、それでも私たちは「ふたまたさま」が大好きだ。田舎の町の小さな神様と、その周辺...
出会えたから、変われたんだ  ブラック企業勤務で行き倒れていた盛山は、目が覚めると高級マンションに。しかも、自分を拾ってきたと思われる男は、なぜか盛山を自分の飼い猫「もじゃ男」だと思っていて・・・。表題作ほか、なぜか初対面の小学生にいきなりアサガオの世話を頼まれた青年と、その小学生との一夏の思い出を描いた「アサ...
俺は 妖でいい 黄泉と現世の隙間に存在する「オオマガトキ」――妖たちが住まうその空間を管理する朧。元は人間で、現世では怨霊として祀られている朧は、桐をはじめとする陰陽師らとの契約により「オオマガトキ」を管理してきた。しかし最近、不穏な空気が漂いはじめ…。実力派新人が描く、人と人ならぬ者との交わりの世界。
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