なでしこ商事、営業二課のエース・小森美緒は、お調子者だけど仕事もしっかりこなす25歳。そんな彼女の目標は海外事業部へ異動し各国の美女たちを侍らせること。ある日、異動の辞令が小森に届くが、まさかの地味ィ～な人事部への異動だった！先輩の山野辺に「思っている以上に人事の仕事は複雑で面白い」と言われるが、まったくやりがいを感じられない小森は…？

思いもしない場所で山野辺と出会った小森は、彼女も同好の士だと知った。そのことを会社の女子トイレで山野辺に詰め寄ったとき、トイレの個室から女子社員の泣き声が聞こえてきて、小森が「大丈夫ですか？」と声をかける。個室から出て姿を現した女性は「人事の方にお話しすることなんてありませんから」と足早に去ってしまう。数日後、その社員が無断欠勤をしているので家を訪ねてくれないかと部長から指令を受けた小森は…？

部長の指令を受け、無断欠勤をしている営業二課・宮前の家へ向かう小森と山野辺。会って話を聞くと、同じ部署の潮矢と相性が合わず、会社に行きたくないと言う。まずは出社してもらうことを優先した山野辺は、しばらく宮前を人事部に勤務させることにする。また山野辺は宮前が潮矢を克服さえすれば、営業部に戻れると言うが、小森は疑っており…？

無断欠勤をしていた営業二課・宮前を人事部で預かることになり、彼女の仕事ぶりを間近で見た小森は、営業部に戻れないのではと考える。しかし先輩の山野辺は、宮前に優しく接しており、下心があるのでは？と怪しみ出す小森。そんな彼女に山野辺は、「誰が宮前さんの可能性を信じてあげられると思う？」と問いかける。新入社員のころを思い出す小森は…？

小森の活躍（？）もあり、無事に営業二課の問題も解決！ しかし人材に関することを扱う人事部には、さっそく新しい問題が発生。しかも山野辺と因縁のある広報部・九条奈都の登場により、いつも以上に波乱の予感！　小森はこの問題にどのように対応するのか…？

広報部の九条奈都が現れ、見たこともないくらい取り乱す山野辺。小森は山野辺と九条に過去何があったかランチをしながら話を聞きいていた。しかし山野辺は小森にランチをおごると言って、九条との仕事を押し付けるように去ってしまう。小森はどうやって九条に対応するのか…？

九条への対策を思いついた小森はさっそく実行に移し、うまいこと問題を解決した。しかし、本来であれば人事部の松井がしっかり対応していれば起きなかった問題。小森の因縁の相手・松井の登場により、“人事部の仕事”を改めて考えさられた小森は…？

松井に人事部の仕事とは何かを問われて答えに困る小森は、先輩の山野辺に改めて人事部の仕事内容について教えを受けた。この部署の意義を理解した小森は、会社のために一緒にもっと頑張りましょうと山野辺に言うが、彼女はあまり乗り気ではなく…？

女性とデート中の山野辺を偶然見つけた小森は、山野辺の口説きテクを盗み見るために尾行する。しかし女性からの告白を「…それは無理」とすげなくふってしまう山野辺に疑問を覚える小森。そんな中、採用担当の仕事が本格的に始動して…？

採用担当者の心得を山野辺に教えてもらった小森は、さっそく中途採用の面接を担当することになる。いざ面接になるが、そつのない回答ばかりをする相手に小森は、あまり魅力を感じられずにいた。しかし、山野辺に代わった途端、相手が生き生きしだして…？