弟の顔して笑うのはもう、やめる

57巻まで配信中
作品のあらすじ

「おはよう 早く死んでね お姫様」今日もまた差出人不明の嫌がらせメールで美羽ちゃんの朝は始まる。おそらく西条先輩の痛いファンからだろう。西条先輩は高校生にして人気小説家。美羽ちゃんと西条先輩は、美羽ちゃんの弟の蒼介の紹介で付き合い始めた。だけど蒼介は、西条先輩に美羽ちゃんを紹介した事を後悔しているみたい。美羽ちゃんたち家族がウチの隣に引越してきた三歳の時からずっと蒼介ひとすじの私には、正直美羽ちゃんの存在は邪魔で、彼氏が出来たって聞いた時はホッとした。これで蒼介を自分だけの物に出来ると思ったから。なのに蒼介は相変わらずで、身体を重ねても私の名前は呼んでくれない。蒼介はいつも、誰の事を見てるの…※この作品は【危険恋愛M】vol.64でもお読みになれます。

41

弟の顔して笑うのはもう、やめる

価格:100pt

あらすじ
墓前に手を合わせたいけど、その時自分がどんな感情になるのか不安だ。私たちがお墓に着いた時、誰かが水場を使っていた。お墓の周りが濡れている。…掃除したあとみたいに…。
42

弟の顔して笑うのはもう、やめる

価格:100pt

あらすじ
起きてまず目に入ったのは、ド深夜に寄こされた短い一文。例の弟の墓参りに行くと、ただそれだけ。美羽が初めて過去と向き合おうとしているなら、俺もその場に立ち会いたい。
43

弟の顔して笑うのはもう、やめる

価格:100pt

あらすじ
ありがとう。一緒に来てくれて、見届けてくれて、背中押してくれて、本当に。時間は進んでるんだね。忘れちゃいけない事だけど、でももう遠くにやっていいのかな。今日たくさん泣いた?泣いてないよ。
44

弟の顔して笑うのはもう、やめる

価格:100pt

あらすじ
5年後10年後、この夏のことを私はどんな気持ちで思い返すんだろう。甘やかされて周りを見ないふりをしたり、ひとりが嫌で他人を傷つけたり、そういうのはもう、ダメだから…。私は自分を、好きになりたい。その為には、ここにいちゃいけない。
45

弟の顔して笑うのはもう、やめる

価格:100pt

あらすじ
「お前と美羽のことを話せ、全部」ついに親父に知られた。いつかはこの日が来るとわかってた。それが今日だ。けど逃げねぇ。俺は美羽が好きだ。間違ってても、駄々でも、俺は美羽がいいんだ。
46

弟の顔して笑うのはもう、やめる

価格:100pt

あらすじ
夢を見た。おとうさんと蒼介と、初めて顔を合わせた時の。イヤな感じは全然しなかった。それだけは、はっきり覚えてる。そんな夢を見ていた頃、家が、蒼介が、どんな事になっていたのか、私だけが、知らずに――…。
47

弟の顔して笑うのはもう、やめる

価格:100pt

あらすじ
家を出された俺は、父方の叔父の家に放り込まれていた。スマホも財布も没収されて、自力で帰れない。美羽に連絡も出来ない。今頃は事情を知ったであろう美羽は、あの家で、どうしているんだろう。
48

弟の顔して笑うのはもう、やめる

価格:100pt

あらすじ
公衆電話から一度だけ美羽に電話を繋げた後は、大人しく親父の迎えを待つ事にした。生前の母の事、母の没後に俺を抱えた親父がどう暮らしてきたかをさとっちゃんから聞く。大事な物を護るという事がどういう事なのか、俺にはまだわかっていないのかも知れない。
49

弟の顔して笑うのはもう、やめる

価格:100pt

あらすじ
待ち合わせ場所に佇む彼女の横顔があんまり綺麗でゾッとした。連絡をもらって久しぶりに会った美羽さんは、何だか急に大人になったみたいだ。「蒼介スマホ失くした?」なかなか本題に入らない彼女に話を振ってみるけれど…。
50

弟の顔して笑うのはもう、やめる

価格:100pt

あらすじ
帰り際、美羽さんのご両親に引き止められて夕飯をご馳走になった。こんな団欒の場、本当なら僕じゃなくて蒼介がいるべきだろうに、誰も蒼介の名前を出さない。

※コミックデータが読み込めない場合はこちら

応援メッセージ 応援メッセージを書く