ぶん投げろ、デケェ奴！　ぶちかませ、突っ張りケンポー！　ジョーシキ破りの高校相撲が、嵐を呼んで呼びまくる！　幼い頃から“最強”を誇った相撲少年・和泉大和（いずみ・やまと）は、60kgという小さな身体がハンデとなって、茨垣（ばらがき）高校相撲部の“最弱”部員に成り下がり。ところがある日、中国拳法の打撃技＝「掌底（しょうてい）」と出会ったことで、もう一度「デケェ奴をぶん投げる」という破天荒な夢をかなえていく……！

「160kgの大ダコ大将？」「全国制覇の高校横綱？」……んなもんワレェ、ただのデブやろぉが！　土俵に炸裂する、泥だらけの奇跡！　白熱するインハイ予選。ケガで戦線離脱した主将に代わり、ついに大和（やまと）が土俵に立つ！　しかし目の前に立ちはだかるのは、スーパー巨漢の強敵ばかり。「体格差」という絶対的不利、くつがえせるのか突っ張りケンポー!?　茨高（ばらこう）の命運は今、「やせっぽっちの闘魂＝大和」に託された！

高校相撲は、こんなにオモロイ！　インターハイ予選での活躍により、一躍県内に名をはせた大和（やまと）。しかし、石工（いしこう）の１年・七里（しちり）に予想外の敗北を喫したことから、「押し」という新たな課題に直面する。これを克服するために、大和が選んだ方法は……なんと100kgの重りを全身に付けて稽古するという、過酷な「160kg化」なのだった――!!　目指せ全国。“ガリガリ”土俵革命児の、ブッ飛び進化が止まらない！

その白ぇマワシ……汚したる!!　100kgの重りを全身につけたまま、石工（いしこう）での過酷な合同合宿に臨んだ大和（やまと）。その最終日、ついに重りを脱ぎ捨てた彼は、インターハイ個人準優勝の一文字（いちもんじ）と対戦することに。“ガリガリ”土俵革命児vs. 「おっつけ」の天才……。高校相撲に嵐が吹きすさぶ！　勝つのは、どっちだ!?

情け無用のトーナメント戦開幕！　大和（やまと）と虎徹（こてつ）、因縁の再戦――。まさかの決着に、言葉を失え!!　石工（いしこう）の合同合宿で成長をとげた大和（やまと）と虎徹（こてつ）は、個人戦の勝ち抜きトーナメント大会に出場。優勝を目指して互いに勝ち進み、ついに土俵上で対峙（たいじ）する。５年越しの再戦、軍配はどちらに上がるのか。そして勝負の先に二人を待つ、衝撃の運命とは……!?

革命的・高校相撲漫画、感動の千秋楽（フィナーレ）!!　日本一の座を賭けて、大和（やまと）、ライバルたちとの最終決戦!!　いよいよ全国大会個人戦に臨む大和。激闘の中で黄金の右手を負傷した「やせっぽっちの革命児」は、満身創痍（まんしんそうい）になりながらも、立ちはだかる強敵たちに真っ向から向かっていく。そしてついに迎えた虎徹（こてつ）との決着の時……。運命の大一番に、大和が猛（たけ）る！