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おさきもち~大江戸妖奇譚~

おさきもち~大江戸妖奇譚~

4完結!

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作品のあらすじ
貧乏長屋で「人形や」を営む冬弥にはある秘密があった。それは幼い頃から妖の声を聞き、姿を視ることができ、それがゆえに「紺」という鼬のオサキに憑かれている、いわゆる「おさきもち」であることであった。その力から元・火付け盗賊改の通称「御前」に見いだされ、江戸で巻き起こる人知の及ばぬ事件を解決していくのであった。
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    貧乏長屋で「人形や」を営む冬弥にはある秘密があった。それは幼い頃から妖の声を聞き、姿を視ることができ、それがゆえに「紺」という鼬のオサキに憑かれている、いわゆる「おさきもち」であることであった。その力から元・火付け盗賊改の通称「御前」に見いだされ、江戸で巻き起こる人知の及ばぬ事件を解決していくのであった。
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    謎の男と遭遇以降、江戸では不可思議な現象が頻発するようになる。冬弥が謎の真相に迫ると決まってあの男の影が……。そしてついに荒れ果てた寺で男の影を捉えたのだが――――
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    普通の人には見えない妖怪の姿や声を聞くことができる主人公・冬弥は鼬(いたち)のおさき(憑き物)・紺(こん)と力を合わせ「おさきもち」として江戸で起こる怪事件を解決していた。しかし、血と闘いに飢えた妖(あやかし)使い・虚(うつろ)が現れたことにより江戸は混乱の渦に巻き込まれる。そして同時に、冬弥の中でもう一つの内なる怪物(・・)が覚醒していた。冬弥の正体は、ただの「おさきもち」ではなく渡辺綱(わたなべのつな)の呪われた血筋を受け継ぐ末裔“鬼憑き”であった…!
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    鼬(いたち)のおさき(憑き物)・紺(こん)と力を合わせ江戸で起こる怪事件を解決する「おさきもち」冬弥―――。江戸の壊滅を企む妖(あやかし)使い・虚(うつろ)の攻撃が激しさを増していくなか鬼憑きとしての自分の運命を受け入れ江戸を護り続ける覚悟を決めた冬弥は“茨木童子(いばらきどうじ)”の封印を解き、紺とともに虚との最後の決戦に挑む…!!