毎週木曜日の24時間、その時間は特別なものだった。
始まりは高校生の時――。
落ち込んでいた清司を慰めたくて勢いで始まった行為。
出会った時から好きだった清司をつなぎとめておくために「芸能界入っちゃったら彼女作れないし、清司くん相手してよ」と“性欲処理”を表向きの理由に関係を続けていた。
今やお互いに社会人、さらに自分は芸能人。
週に一度の秘密の逢瀬も常にタイミングが合うわけでもなく、久々に会えた時に清司が見せるかわいい仕草にとめどなく恋心が募っていく。
今のつながりが壊れることを恐れて恋情を隠したまま告白出来ないでいたが、溢れる気持ちが止まらなくなっていき――。
売れっ子芸能人×あまのじゃくフリーライター
近くて遠い、背中合わせな“くされえん”ディスタンスラブ
★単行本カバー下画像収録★
【電子限定で描き下ろしの4ページ漫画が収録されています。】