特に美人でもない。特に頭がいいわけでもない。世渡りも上手くない。 学校でも、ソフトないじめにあっている。…まぁ、あくまでソフトなわけだけど。 家に帰れば、ちょっと太めのさえない母親が待ってる。母親似だと言われる私には、やっぱり母親のように、さえない人生が待っているのだろう…。 …だるい。生きてゆくのが、だるい。 そんな風に思っていたある日、母の弟で、官能小説家の叔父と、10年振りに再会したのです。幼い頃、母から何度も「近づいちゃダメ」と言われてた叔父さんに。だから私、近づいてみたのです。人生を変え