「お前は俺の物だ 生かすも殺すも…すべて俺次第だ」　 借金苦で両親が自殺し、孤独となった宮。　 しかし、彼女の前に突然現れた謎の男が借金を肩代わりし、宮は連れ去られてしまう。　 彼に軟禁されながらも両親のことを想う宮は、死を願うようになり──。　 そんな彼女に怒りを滲ませた謎の男は、宮を抱いて…!?　嫌なはずなのに、辛そうに優しく触れる彼にどうしようもなく感じてしまう宮。　 そんな中、次第に思い出していく、謎の男と同じホクロがある初恋の宇佐木さんのこと…。もしかして、彼は───…!? 囚われの初恋...

「俺だけ信じてりゃいい──でないと…お仕置きだ」 借金苦で両親が自殺し、孤独となった宮は、 初恋の相手で闇金社長の宇佐木に救われ、結ばれる。 ある日、宮は和菓子屋の老夫婦と親しくなるけど、彼らは宇佐木から借金をしていて返済に悩んでいた。 そんな矢先、偶然 宇佐木の取り立て現場を目撃した宮…普段と違う鬼気迫る様子に恐怖と焦りが押し寄せて──…。 さらに、宇佐木の過去を知る男に「奴は人殺しだ」と教えられる。 彼はそんな人じゃない──…宇佐木を信じて無実を証明しようとする宮。 しか...

「…っき…きもち…イイ？」 「──あぁ…だが、もう少し激しいほうが…好みなんでな」 両親が借金苦で自殺。ひとりぼっちになった宮（ルビ：みや）は目の前に現れた闇金社長の宇佐木（ルビ：うさぎ）に救われる。 ある日、ヤクザの組長・鷲見（わしみ）が宮の実家の権利書を持って現れる。 鷲見の目的は宇佐木を組に引き入れることだった。 ヤクザになってほしくない宮は宇佐木に内緒で鷲見の元を訪れ、鷲見の経営するクラブで働くという条件をのむが、それは鷲見の仕掛けた罠だった。 危ないところを宇佐木に助けられた宮は、怒...

「―――俺は、お前の全部が欲しい」　 借金苦で両親が亡くなり、天涯孤独になった大学生・宮（みや）。　 そんな彼女を救ったのは、幼なじみで闇金社長の宇佐木だった。　 　 宮の二十歳の誕生日に、宇佐木が昔家族と過ごしたアパートを訪れることに。　 そこで宇佐木は、なぜ自分が金貸しの仕事を始めたのか話し始める。　 彼の過去を知っても好きな気持ちは変わらない宮。２人は永遠の愛を誓い合い、さらに深く結ばれて…。　 　 しかし、婚約を控え幸せな日々を過ごす２人の前に、行方不明だったはずの宇佐木の...