世界の8割を支配する大帝国グラウシュラウド。その帝国の有力貴族、ギリアム伯爵家の次期当主として生まれたアレクには夢があった。 長年一緒に生活している幼馴染で専属メイド・クロエと結婚することだ。 しかし、有力貴族の次期当主に結婚の自由などあるはずもなく…。 アレクの父である現当主・アイザックも「魔族討伐に行く途中で、外に子供と有力貴族の妻を作れ」とアレクに嫁取りを命じる。何としてもクロエと結婚をしたいアレクは、何としても父に叛逆しなければならない!! ★単行本カバー下画像収録★

秘めた想いを幼馴染のメイド・クロエに伝えたアレク。 結婚にあたっての最大の障害を越えるため、覚醒した力を示したが・・・！？ ★単行本カバー下画像収録★

幼いころから仕えたクロエは、アレクが真の力に覚醒するための生贄だった――。 父との決闘の中で、アレクは真なる力への覚醒に成功する！ だがそれは、同時に父を殺すか、クロエを娶るか重過ぎる二択と向き合うことでもあった 落ちこぼれ御曹司の嫁取り冒険譚ここに完結―――！！ ★単行本カバー下画像収録★