自然と山を愛する樵（きこり）のガロは隕石から造った武器、巨大な斧を持つ。 その巨大な斧は重剣士ドグーに「ガズン」と名付けられた。 ガロは死に際のドグーの言葉「巨刀皇帝に会え…」を聞き、不良少年ケンと戦闘妖精ヨニと共に帝都サダクビアに向かうことになった！ 月刊ガンガンファンタジーでマニアを唸らせた大傑作が電子で蘇る！

巨刃皇帝に会うために、帝都サダクビアに辿り着いたガロ。 巨刃皇帝は巨神ガイガン族の末裔で一つ目の巨人、炎魔王プロンテを倒すために立ち上がり、人類の未来のために戦っている英雄だった。 そんな巨刃皇帝は帝都を訪れたガロに出会い、その純真な心を気にいる。 しかしその巨刃皇帝に、ガロと同行していた妖精ヨニが襲い掛かる!! 炎魔王を相手に戦うため、ヨニや仲間が住んでいた南の杜を切り開いた巨刃皇帝を仇として付け狙っていたのだ。 巨刃皇帝とヨニの間に挟まれたガロは、自らの思いに正直に行動する。 そし...

巨刃皇帝と会うことができたガロ。 皇帝に森を守ってほしいという願いを伝えたいガロだが、その場にガロに惚れ込んだ死神と呼ばれる皇帝の従姉妹、レアが現れ、皇帝と話すことができないでいた。 皇帝に願いを伝えるため、レアの提案で「試剣」を「公開」で布告することとなる。 「試剣」とは、打ち上がった新剣を試すために行われる一種のセレモニー。 多くの場合は皇帝が単独で居城内で行うため一般の人々の目に触れることはない。 しかし数年に一度、帝国全土から強者を募り、勝ち抜き戦をやり、その勝者相手に皇帝が新剣...