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雨夜の月

雨夜の月
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作品のあらすじ
2人の少女の、目には見えないもの、かけがえのないこと。 金田一咲希は高校入学直前のある日、 ピアノレッスンに向かう途中で 見知らぬ同世代の少女とぶつかり手を擦りむくが、 相手から無言のまま真っすぐに見つめられた後、 落とした楽譜を丁寧に拾われ絆創膏をもらう。 咲希は印象的だったその少女とクラスメイトとして再会し、 名前が及川奏音、そして耳が不自由だと知る。 学校では障害を理由に周囲と距離を置く奏音に、 淋しさを覚えた咲希はどうにか分かり合おうとし、 そんな彼女の姿に奏音の態度も次第に変わっていき…。 ※電子版限定で、コミックDAYSでW連載中の楽しいくずしろ作品『笑顔のたえない職場です。』(講談社刊)第1~4話を特別収録!
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    2人の少女の、目には見えないもの、かけがえのないこと。 金田一咲希は高校入学直前のある日、 ピアノレッスンに向かう途中で 見知らぬ同世代の少女とぶつかり手を擦りむくが、 相手から無言のまま真っすぐに見つめられた後、 落とした楽譜を丁寧に拾われ絆創膏をもらう。 咲希は印象的だったその少女とクラスメイトとして再会し、 名前が及川奏音、そして耳が不自由だと知る。 学校では障害を理由に周囲と距離を置く奏音に、 淋しさを覚えた咲希はどうにか分かり合おうとし、 そんな彼女の姿に奏音の態度も次第に変わっていき…。 ※電子版限定で、コミックDAYSでW連載中の楽しいくずしろ作品『笑顔のたえない職場です。』(講談社刊)第1~4話を特別収録!
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    第1巻が発売即重版を皮切りに、重版続々! 耳の不自由な奏音。奏音に惹かれる咲希。 2人の少女の雨の夜の月のように、 目には見えないけど、確かに在るもの。 不自由な耳の代わりに読唇術を駆使して、 周囲とのコミュニケーションをとる奏音だが、 隣の席になった咲希との交流をきっかけに、 高校に自分の居場所を少しずつ増やしていく。 一方、咲希は奏音の妹の凛音と知り合い、 自分も読唇術ができるので表情を読み取ることには長けているという彼女から、 「姉に何か隠し事があるうさんくさい存在」だと見做されてしまう。 そんな中でも、自分の肩を持ち、心を開いてくれる 奏音に対して抱く感情に、咲希が形容したのは…。
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    重版続々出来中! 耳の不自由な奏音。奏音に惹かれる咲希。 知られたくないのに、おさえられない思い。 耳の不自由なクラスメイトの奏音に 惹かれる自分に気づいた咲希。 図らずも奏音が自分の家に泊まることになり、 彼女から将来についての話を聞かされる。 一人で生きていけるようになりたい… どこでも誰かに頼れたらいいのに… 2つの矛盾した思いを吐露した後、 眠りについた彼女の寝顔を目の前にして、 咲希もまた相反するような知られたくないのに おさえきれない思いに突き動かされていく。
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    「何で奏音が壁を乗り越えなきゃいけないの!? 壁の方が崩れなきゃいけないよ!!」 耳の不自由な奏音、彼女に惹かれる咲希。 2人の少女の雨の夜の月のように、目には見えないものけど、確かに在るもの。 世界で刊行決定! 奏音は顧問の三浦から、所属する文芸部では全員が、 夏休みを使って文芸作品を創作する決まりを聞かされ、 自分が耳が聞こえなくなって感じたこと、 そして咲希と出会ってからのことを書こうと思い立つ。 また、夏休み明けの文化祭で行われるクラスごとの 合唱の伴奏を務めることになった咲希は、 過去に周囲から耳のことでうまく合唱できないのを 非難されてきた奏音の心情の吐露に接し、 彼女がこれまでそうした状況で乗り越えてきた壁は、 壁の方が崩れなきゃいけないと言い放つ。
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    20以上の国で続々刊行! 世界中に広がっていく、 2人の少女の目には見えないけど、確かに在るもの。 音が聴こえなくても指揮者ならできると、 ピアノ伴奏の咲希と夏休み明けの発表に向けて 合唱の指揮の練習をする奏音は、 耳が不自由になってから嫌いになっていた 夏を満喫している自分に気づく。 咲希と過ごす日々が自分を前向きに 変えてくれていることを感じた奏音は、 思いもよらない場所で自分を敵視していた クラスメイトの富田と出会うが、 彼女の抱える悩みに寄り添おうとする。
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    あなたに出会って、わたしは変わった。 2人の少女の目には見えないけど、確かに在るもの。 奏音と毎日のように過ごした夏休みの終わりが近づく中、 夏祭りの知らせを見かけた咲希は、 人混みと暗がりの苦手な彼女を 花火の見える自分の家のベランダからの花火鑑賞に誘う。 咲希によくしてもらってばかりだと 感じる奏音は打ち上げ花火を見ながら、 「私も咲希に何か返したい」と告げる。 その言葉に咲希はとあるメモをしたためて…。 世界中で翻訳され大反響の2人の少女の絆の物語、最新巻!
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    既刊全巻重版出来! 20以上の国で続々刊行中!! 妹の凛音が転校生の千山を自宅に連れてきたのは、 自分が耳が聴こえなくなってから彼女が色々なことに 遠慮しているように思えていた奏音にとっても嬉しいことだった。 そして、いよいよ迎える文化祭を前に、 クラスの出し物の喫茶店も合唱コンクールも 準備は順調に進んでいると咲希は感じるが、 どこか様子のおかしな奏音に気づく。 2人きりになって、奏音からこの文化祭は自分にとって 将来、社会に出た時の試金石だと聞かされて…。 2人の少女の、 目には見えないもの、 かけがえのないこと。