売れない漫画家のススムは憧れ少年誌での連載が叶わず、担当編集から「BLを描いてみないか」と勧められる。「戦力外通告」が来てしまったと嘆くススムに後輩のミノルは自分たちなら体当たり取材ができる、と交際を申し込む。 ただの取材で付き合うことになったと思いきや、ミノルの健気な態度に徐々に愛しさを覚えていきーー。

少年漫画雑誌への連載を諦めBL漫画を描き始めたススムは実体験の体当たり取材でバイト先の後輩、ミノルと付き合うことに。 勢い余ってキスをしてしまい、ドキドキと気まずさを感じていたがいつも通りのミノルを見て肩透かしをくらいもっとBLっぽいことを！とデートに行くことになるが…？

いつもの完璧なミノルとは180度違う酔っ払った可愛さにドキドキが止まらないススム。 チュウをしたい気持ちを理性で押し殺したところに「俺はしたかった…」と言われドキドキとムラムラが最高潮に！ 熱いキスを交わしさあこれから！というところミノルは寝落ちてしまいおあずけに。 その日、バイト終わりにミノルを見かけ声をかけようとするがまさかの展開に…！？

見知らぬ男と親しそうにしているミノルを目撃してしまったススム。その光景が頭から離れず、ミノルとの会話も上の空になってしまい、ギクシャクしてしまう。 さらに、その男がミノルの初恋の相手だと知りーー？

ミノルの初恋相手が目の前に現れた！ 突然のことに何もリアクションが取れないススムだが、心の中では形容できないモヤモヤとした何かが残ってしまう。 一方、ミノルはススムと狂犬腐女子ちゃんな小春の中を疑いギクシャク。過去のトラウマから中々本心を伝えられずすれ違ってしまい……。

進めていた読み切りのBL作品が無事完成し、連載の話を持ちかけられるススム。 「漫画家」として忙しくなるためバイトやこの先の生活を考えることに。そんな中気掛かりなのは、仲違いしたミノルのことだった。 意図的に自分と合わないようにしているミノルに対し、寂しさとしつこく連絡し嫌われたくないという気持ちでうじうじしてしまう。 一方、実はやけくそで参加した合コンで逆お持ち帰りされそうになりーー？

駆け出しBL漫画家のススムは、仲直りを経て晴れてバイト先の後輩・ミノルと恋人同士に！ イチャラブえっちな毎日を謳歌しており恋も仕事も順調なものの、BL漫画では「障害（当て馬）」の存在が欠かせないように、ミノルに言い寄る男が現れるんじゃないかと気掛かりで仕方ないススム。しかし、すでに”ミノルの初恋相手”との一件を乗り越えてきた事実を思い出し、今のラブラブな二人には怖いものなしとばかりに浮かれてしまう。 そんなススムの思いとは裏腹に、ミノルは大学でとある黒髪の男性と遭遇して――！？

色恋沙汰に浮かれる周りを俯瞰的な目で見つめ、叶わない恋の経験から自分は違うと線引きしていたミノル。しかし、今では大好きなススムに甘やかされ充実した日々を過ごしていた。 ある日、姉に買い出しを頼まれたミノルは道路で倒れていた女性を発見。 声をかけたところ女性の自宅まで連れていくことになるが、扉の先にいたのはなぜかススムで--！？ 漫画家のアシスタントとして仕事をしていただけだと分かったものの、ミノルは漠然とした不安をうち消すことができずーー？

ミノルの誤解を解くことができないまま翌日を迎えてしまったススム。 朝から会うことを避けられてしまいショックを受けるが、持ち前のポジティブ思考で特に気にかけることなく流してしまう…！ しかし、電話をかけても一向に繋がらなかったススムは不安が加速するとともに、普段のミノルのことを全く知らないままでいた事実に初めて気づく。 ミノルの優しさに甘えすぎていたことを夢の中で指摘されたススムは、ミノルと向き合う覚悟を決め、思いの丈を伝えることができるのか－－！？

ミノルに恋する現役大学生モデルのモモタは、ある日ススムといちゃいちゃしているミノルを目撃し、大失恋！ 本人が幸せなら…と心に決めるも、狂犬腐女子の小春とススムによるBL本の貸し借りを浮気と勘違いし、果てにはススムを無職だと誤解してあらぬ妄想まで…。 そして、モモタはついに想いを告げる覚悟を決めるが…？ 「当て馬」本格参戦！？ どうする、ススム－－！！