幼馴染の晴に対する恋心に区切りをつけるため東京の高校へ進学を決めた新葉。 出発の日、感傷に浸る新葉の前に現れたのは満面の笑みの晴だった！？ 心機一転！のつもりが同じ高校、同じ下宿先さらには同室…と、混乱の連続。 そんな新葉の気持ちを知ってか知らずか、晴からの一緒にいたいアピールは加速していき…？ 二人のDKが織りなすアオハルな両片想いBLがスタート！

高校に入学してから2週間が経ち、環境に慣れてきた新葉と晴。一時は恋心に区切りをつけるため離れようとしていた晴だが、結局二人は一緒に行動することに。新たな交友関係に複雑な感情を抱えていたところ、クラスメイトからは「本当に晴が好きなんだなあ」とまで指摘される始末。しかし、生活を共にすることで新葉との性行為を夢に見る毎日に晴は限界を迎え、ついには半裸の新葉を前に興奮してしまったことが本人にバレてしまいーー。

新しい靴が欲しい口実を利用することで、新葉をデートへ誘うことに成功する晴。 しかし、人酔いのせいで晴は具合が悪くなってしまう。 「いつでも俺がそばにいられるわけじゃないんだからな」 新葉は昔と変わらず手を差し伸べてくれるが、人間関係が不変ではないことを理解している晴は焦燥感を抱いてしまう。 そして、新葉の新たな交友関係を目の当たりにしてしまった晴は－－。

高熱で学校を休むことになった晴は、新葉とずっと一緒にいられるだけで充分だった中学自体のことを夢に見て、同じ高校を受けると嘘をついてまで、自分から離れようとしていた事実を知ってしまったショックは未だに尾を引いていることを痛感する。 体調を心配してくれる新葉を前に、晴は堪えきれず涙をこぼす。そして、思いの丈をぶつけると同時に、勢い任せのキスをして－－！？

晴から告白されて数日後。 両想いだったことに気づけたものの、あの日以来何事もなかったかのように振る舞われ、新葉はやきもきした感情を抱く。 そのうえ、不自然に壁を作ろうとする晴の姿を前に、咄嗟にあの日のことを持ちかける…！！ 「ちゃんと諦めるから」 切実な言葉を前に、新葉は隠し続けていた自分の想いを伝えることができるのだろうか－－！？