「昼間は、主人と奉公人の境をこえないこと――」
7年越しの想いが通じ合い、料亭千枝屋へと戻った寅次。店の主人・八重辰の美貌に、奉公人・寅次の精悍さが加わり評判も上々。八重辰の娘・お天と穏やかに過ごす傍ら、恋人として秘密の逢瀬を重ねていたが、常連客の浮世絵師・猿北に口吸いを見られてしまう。さらに猿北は八重辰に「乱れる姿に欲情する」「アンタを描きたい」とねだり店に居座りつづけ・・・!?
『べな』こふでが描く江戸BL待望の続刊&描き下ろしも収録! 毛色の違う【色男×色男】の切なくも甘い"初恋のつづき"。