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火の鳥 手塚治虫文庫全集

火の鳥 手塚治虫文庫全集

11完結!

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作品のあらすじ
「その生き血を飲めば永遠の命を得ることができると言われている……」。「永遠の命」をテーマに、手塚治虫が生涯にわたって描き続けたライフワーク作品「火の鳥」シリーズがついにはじまる! 第1巻には「騎馬民族渡来説」を取り入れ、独自の解釈による日本神話を描いた「黎明編」に加え、手塚治虫エッセイ集より抜粋した「『火の鳥』のロマン」を掲載。
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    「その生き血を飲めば永遠の命を得ることができると言われている……」。「永遠の命」をテーマに、手塚治虫が生涯にわたって描き続けたライフワーク作品「火の鳥」シリーズがついにはじまる! 第1巻には「騎馬民族渡来説」を取り入れ、独自の解釈による日本神話を描いた「黎明編」に加え、手塚治虫エッセイ集より抜粋した「『火の鳥』のロマン」を掲載。
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    30世紀半ばの未来。地下に永遠の都を築き生活をする人類。その中のひとつ「ヤマト」にて生活をするマサトは、「電子頭脳ハレルヤ」により抹殺を命じられたムーピーのタマミを救うべく地上に脱出し、そこで猿田(さるた)博士が暮らすドームに収容される。それは、長い長い物語の始まりだった……。火の鳥により永遠の命を与えられたマサトが、地球と生命の再生を担う「未来編」の他、エッセイ「『火の鳥』と私」を収録した「火の鳥」第2巻。
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    父の名を受け川上タケルを討つべく旅だったヤマト・オグナだったが、タケルやその妹のカジカに会うことでタケル暗殺に悩み苦しむ……。そんななか、ヤマトは火の鳥から生き血をもらうこととなった! 古墳時代を舞台にした「ヤマト編」に加え、未来の宇宙を舞台に、宇宙飛行士牧村(まきむら)が受ける「永遠と生きながらえないといけない」という過酷な罰と、流刑の星での想像を絶する生活を描いた「宇宙編」の2作品を収録した第3巻。
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    時は奈良時代。2人の仏師「我王(がおう)」と「茜丸(あかねまる)」が鬼瓦造りの腕を競う。我王の鬼瓦には、世の中の無情、権力闘争、生きることの苦しみといった「怒」が込められ、見る者を驚嘆とさせるが……。平城京の都を舞台にした『火の鳥』「鳳凰編」を収録。
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    事故によって命を失ったレオナは、体の半分以上を人工物と取り替えることで復活を遂げた。しかし、彼の目には生物が岩やガラクタに見えるという異様な世界が展開され苦悩する。そんなレオナの前に、チヒロという名の若い女性が現れたが、彼女はただの産業ロボットだった……。生き物とは何か。ロボットとは何かを問う「復活編」の他、舞台を見ているかのような手法によって描かれた「羽衣編」の2作品を収録した『火の鳥』第5巻。
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    辺境の惑星「エデン17」を買い求め、地球を離れてふたりだけで新しい生活を送る「ロミ」と「ジョージ」。しかし、その星は水さえも満足にない荒れ果てた星だった……。事故によりジョージを失ったロミが、エデン17のイブとなり新しい人類を生み出し、そして地球への帰還の旅を描いた「望郷編」収録。
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    おごる平家は久しからず……時は平安時代末期。きこりとして生きる弁太(べんた)。その幼なじみのおぶう。そして、平氏一族の行く末を守るために、永遠の命を得んとする平清盛(たいらの・きよもり)らを中心に、権力をテーマに描いた「乱世編」前半を収録した『火の鳥』第7巻。
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    病に倒れた平清盛(たいらの・きよもり)は、火の鳥と信じて疑わない「火焔鳥」の血を飲むがあっけなく亡くなってしまう。清盛亡き後の平氏を討たんとする中で、木曾義仲(きそ・よしなか)や源義経(みなもとの・よしつね)が弁太(べんた)の大切な人々を殺害していく……。手塚治虫が源平合戦の時代を舞台に、権力をテーマに描いた「乱世編」後半を収録した『火の鳥』第8巻。
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    クローン技術が発達した未来。テレビプロデューサーの青居(あおい)は、担当番組の低迷する視聴率を改善すべく、新しい企画を推し進める。その企画とは「クローン人間狩り」だった! 生命をもてあそぶ青居と、その行いに対する非情さを描いた「生命編」に加え、時空の狭間に引きずり込まれた左近介(さこんのすけ)の奇怪な運命を中心にした「異形編」のふたつのエピソードを収録した『火の鳥』第9巻。
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    百済国一族のハリマは戦に敗れ、敵の手により顔の皮をはがされてしまったかわりに狼の皮をかぶせられ、そのままの姿で日本に渡ることとなった。そこで彼は犬上宿禰(いぬがみのすくね)と名乗り、時の権力者と対等に渡り合う。そんな犬上のときたま見る不思議な夢。それは光とシャドーというふたつの勢力が対立する未来の姿だった……。過去と未来が交差するストーリーを描いた、『火の鳥』最後のシリーズ「太陽編」前編を収録。