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陽の末裔

陽の末裔

7完結!

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作品のあらすじ
大正から戦後にかけての激動の時代を、自分の信念を曲げずにたくましく生き抜いた二人の女性を描いた感動の大河ドラマ。大正8年、東北の没落旧家の気高き末娘の南部咲久子(なんぶ・さくこ)と貧しい農家の賢い娘・石上卯乃(いしがみ・うの)。性格はまったく異なるが固い絆で結ばれた咲久子と卯乃は、紡績工場の女子工員になると決意して東京へ向かう。しかしそんな二人を待ち受ける運命とは……!?
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    大正から戦後にかけての激動の時代を、自分の信念を曲げずにたくましく生き抜いた二人の女性を描いた感動の大河ドラマ。大正8年、東北の没落旧家の気高き末娘の南部咲久子(なんぶ・さくこ)と貧しい農家の賢い娘・石上卯乃(いしがみ・うの)。性格はまったく異なるが固い絆で結ばれた咲久子と卯乃は、紡績工場の女子工員になると決意して東京へ向かう。しかしそんな二人を待ち受ける運命とは……!?
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    資産家・高島(たかしま)の養女となった南部咲久子(なんぶ・さくこ)。一方、咲久子の義兄・森(しん)の紹介で、新聞社の見習い記者として働くことになった石上卯乃(いしがみ・うの)は、企画会議で咲久子が社交界にデビューすると知り、彼女が望む道を歩いているのを嬉しく思う。そして時々会っていた森から花を贈られた卯乃は、森に恋していると自覚するのだが……!?
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    高島家の莫大な財産を相続した高島咲久子(たかしま・さくこ)は、桜町(さくらまち)侯爵の軽井沢の別荘に滞在中、深草(ふかくさ)子爵が連れてきた新進画家・九門京也(くもん・きょうや)と出会う。一方、さまざまな職業婦人を取材する日々を送る新聞記者・石上卯乃(いしがみ・うの)は、治安維持法の成立で暗雲がたちこめる中、特高警察に追われる高島森(たかしま・しん)と再会して……!?
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    高島森(たかしま・しん)と同棲を始めた石上卯乃(いしがみ・うの)は、吉原で娼婦をさせられるおひでや小せんを廃業させようと奔走する中、すれ違いばかりの森との生活に苛立つ。一方、和歌子(わかこ)夫人をやりこめた高島咲久子(たかしま・さくこ)は、深草(ふかくさ)子爵が自分に向けた冷たい視線から、彼がまだ和歌子夫人を愛しているのだと嫉妬を抱いて……!?
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    桜町(さくらまち)侯爵家の長男・有光(ありみつ)と結婚した咲久子(さくこ)は、舅姑からも気に入られて桜町家を盛り立てていく。そんなある日、九門京也(くもん・きょうや)の個展で、「若い貴婦人の燦めく眼」という裸婦像が話題を集め、そのヌードモデルが咲久子だと知った桜町伯爵夫人は、恥知らずだと咲久子を責めるのだが……!?
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    自分達が主催する婦人団体「女たちの会」の最初の総会で、監視に来た警官と弁士の如月(きさらぎ)が喧嘩になりそうなところを、元特高刑事・野方(のがた)に助けてもらった石上卯乃(いしがみ・うの)は、野方からいきなり結婚を申し込まれて躊躇する。一方、深草(ふかくさ)子爵と結婚し、娘・唯子(ゆいこ)を産んだ咲久子(さくこ)は、唯子を愛しいと思う自分の感情に困惑していると卯乃へ打ち明けて……!?
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    深草(ふかくさ)子爵の外遊中、さまざまな事業に手を出して動き始めた咲久子(さくこ)。そんな時、夫の死を知らされてショックを受ける咲久子だったが、夫の死を認めず実業家となって“深草財閥”を形成していく。一方、婦人部編集長となった石上卯乃(いしがみ・うの)は、婦人の立場から「国家総動員法」について記事を書くのだが、特高警察へ連れて行かれる事に……!?そしてついに戦争に突入した日本で、咲久子と卯乃の運命は?太陽のように輝き続ける女達に感動する完結巻。