いびつな“四角形”の恋模様……青春やり直しラブストーリー！ 槙瑛二（まき えいじ）は、高校時代、優等生の千野言葉（ちの ことは）に想いを寄せていた。だが瑛二が引き金となった「とある事件」により、言葉は心に深い傷を負ってしまう。「もしあの時、俺が君に恋なんてしなければ、きっと君は不幸にはならなかった」。後悔する瑛二の前に現れたのは、「青春をやり直させる」力を持つという、謎の少女。彼女は、疑う瑛二を本当に「事件の前＝過去」へと連れていき――。

言葉も「やり直し」の参加者だった――！　衝撃の事実に愕然とする瑛二に、言葉が語りかける。「最初から全部、やり直そう？」。瑛二、言葉、ちゆり、海渡――参加者同士、分かり合えたかに思えたそのとき、ミオが本当のルールを宣告する。「4人のうち、誰か1人でも“恋”を成就させなければ、やり直しは無効にするよ」。自分の恋か、彼女の恋か。4人の思惑は複雑に絡み合い――。

「青春やり直し」を通じて分かり合えた4人に、次々と難題が降りかかる。なんと千野がこの時間軸から消えてしまった――!? 飛び込んだ「やり直し」の世界で、戸惑い、つまづき、迷い続ける4人。選ぶのは、自分の恋か、彼女の恋か。いびつな四角形の恋模様は、さらに複雑になっていく――。タイムリープ、「青春やり直し」ラブストーリー、第3巻!!

話題のタイムリープ・ラブストーリー、第4巻！ 千野を助け出し、再び4人揃った槙たちは、千野の提案で、夏の海で合宿を開催！槙を意識してしまう千野を見て嫉妬するちゆり。夏の海で恋の嵐が吹き荒れる!? 四角関係も本格化し、より「いびつな」恋模様へと発展していく4人の行く先は――？

「本当に“やり直し”で、未来なんて変えられるのかな？」 千野をさらった時喰いの正体は生徒会長――!? 戸惑いを隠せない槙だが、追い討ちをかけるように告げられたのは、千野の自殺未遂という未来。悩み、もがきながらも現実を受け止め、この“やり直し”を前向きに生きることを決めた4人、そんな彼らの前に最大の敵が立ち塞がる――!! タイムリープ「青春やり直し」ラブストーリー、全ての謎が暴かれる感動の最終巻！