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おせん

おせん

16完結!

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作品のあらすじ
笠置(かさぎ)の宿場町にある老舗料理屋「一升庵(いっしょうあん)」の若女将、おせんこと半田仙(はんだ・せん)。日頃はノンベエでぐうたらだけど、いざお客様のためならば、ひと肌でもふた肌でも脱ぎやしょう! 世間の流行に流されず、自分の良いと思うものだけを信じるおせんの作り出す料理は、みんなのお腹と心を幸せで満たしてくれる。帳場見習いで修業に来た江崎(グリコ)と一緒に、グルメ漫画とはひと味もふた味も違う、“本物”の世界をご堪能ください!
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    笠置(かさぎ)の宿場町にある老舗料理屋「一升庵(いっしょうあん)」の若女将、おせんこと半田仙(はんだ・せん)。日頃はノンベエでぐうたらだけど、いざお客様のためならば、一肌でもふた肌でも脱ぎやしょう! 世間の流行に流されず、自分の良いと思うものだけを信じるおせんの作り出す料理は、みんなのお腹と心を幸せで満たしてくれる。帳場見習いで修行に来た江崎(グリコ)と一緒に、グルメ漫画とは一味もふた味も違う、“本物”の世界をご堪能ください!
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    笠置(かさぎ)の老舗料理屋「一升庵(いっしょうあん)」の若女将、おせんこと半田仙(はんだ・せん)。一級品の目利きと絶品料理、そしてなによりお客様を大事にするおせんには、“和の美”が生きている! 超合理主義のスーパーウーマン・山口が、会社の歓迎会で一升庵を訪れた。日本人的優柔不断が許せない彼女は、部下たちと大喧嘩、チームワークもバラバラ。よっしゃ、わっちが一肌脱ぎましょう! おせんの美意識とおもてなしが、お堅い頭をやわらかくトロかす。今宵も極上の夢をお届けいたしやしょう――。
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    ニッポン再発見! 陶器の目利き、料理の拵(こさ)え方、人をもてなすということ。老舗料理屋「一升庵(いっしょうあん)」の看板女将・おせんの立ち居振る舞いや思いには、連綿と受け継がれてきた「日本の心」が息づいている。現代に生きる私たちが忘れかけていた古き良き日本の心を、ほら、あなたの遺伝子が知りたがっていますよ。今回は、旨い料理に舌鼓を打ちながら、一升庵男衆の粋でせつない恋話に耳を傾けてくださいなぁ。
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    一升庵(いっしょうあん)がある笠置(かさぎ)の宿のご近所さん、赤木の若旦那は町内でも一、二を争うカタブツ。そんな彼が恋をした相手は、お茶のお師匠さん! 人間国宝の茶碗を携えプロポーズするも、「あなたらしいお茶碗でお手前してちょうだい」と断られてしまう。そんな彼を連れて骨董市に出かけたおせんこと半田仙(はんだ・せん)たちは、彼に、世間の評判や資産価値なんかでは測れない、自分の価値観を大事にすることの楽しさを教える。“和の心”を愛するおせんが、本当の豊かさをお届けします!
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    老舗料理屋「一升庵(いっしょうあん)」では、朝と夜は板場が、昼は仲居の女性陣が持ち回りで賄(まかな)い料理を作っている。料理の腕も上がり、食材や調理の情報共有もでき、みんなの心がひとつになる。これが賄いの素晴らしき効用。おせんの人気を頼って、料理学校の校長がおせんに先生を頼みに来た。なぜか対決することになったのは、スピード料理で人気の桜井三千子(さくらい・みちこ)。料理に一番大事なことは、スピード? アイデア? それとも……? おせんのおもてなしの心、あなたにも届きますように。
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    「一升庵(いっしょうあん)」の若女将、おせんさんを和食の師匠と仰ぐ、英国テーブルウエアメーカーのプロデューサー、リーチさん。総責任者を務めるレストランでランチをはじめるのだが、扱うお米の銘柄でスタッフの間は大騒動。ササニシキがいいか、コシヒカリがいいか。優劣なんてつけられないけど、そんなら食べ比べてもらいやしょう。素材の良さを最大限に生かした、状況にあったおもてなし! だけど一番おいしいのは、「おいしくなあれ、おいしくなあれ」と心をこめて握った、おせんさんのシンプル塩結び。
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    三度の飯より仲人(なこうど)好きの大河原さんの奥様。記念すべき100組目の縁談に、おせんさんをセッティング! 相手は、日本美術史研究の権威である大河原教授の愛弟子で、有名料理旅館の御曹司、千堂(せんどう)。なかば強引に行われたお見合いで、おせんに興味を持った千堂は、一升庵(いっしょうあん)にご来店~。おせんの心をこめたおもてなしを受け、彼の心は動く動く! 笠置小町おせんを取られちゃなるめぇと、町の男衆はヤキモキ。さてさてこの顛末(てんまつ)、いったいどうなることやら。
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    老舗料理屋「一升庵(いっしょうあん)」の隠れた才人・メシ炊き名人テル子さん。彼女の炊くお米は、みんなの心を幸せにする。それに惚れ込んだ人気料理雑誌の編集長とカメラマンは、彼女の実家の農家を訪れた。もちろん、おせんさんも一緒。昔ながらの手刈りに稲のわらごと干す天日干し、手間隙かけて育てたお米のおいしさ、「わら」の偉さをみんなにも思い出していただきやしょう! おせんの料理とおもてなしの心で、昔から生きる“和”の知恵、ご堪能くださいな。
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    お店のお得意さん、光北電機の大久保さんのお誘いで、沖縄・石垣島にやってきた一升庵(いっしょうあん)ご一行。美しい海と自然、おいしい料理に心はメロメロ、すっかり石垣のトリコ。そんななか、東京の大企業音羽フーズの若社長が新規開拓にやってきた。石垣の味を広めたい地元振興会の平良(たいら)は、一生懸命もてなすが、逆に侮辱されて商談はパァに。お世話になった友人たちの一大事! 地元のよさを最大限にいかしたおもてなし、おせんが存分にお目にかけやしょう!! 女衆の水着姿も拝める、貴重な一冊。
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    千成さんの裏にある大沢じいさんの竹林。そこで穫れる筍(たけのこ)は、天下一品でぃ! しかしその竹林が、バイパス道路予定地に決まったっていうから穏やかじゃない。遠くの名産より近くの掘りたて、一升庵(いっしょうあん)でしか食べられない絶品筍料理の危機。大沢じいさんのためにも、おせんの拵(こしら)えを楽しみにしているみんなのためにも、しっかりきっちり気張りやしょう!! おせんさんの中学高校時代の思い出話も垣間見られる、お腹も心もしあわせになる第10巻。