「千佳も結構感じてるじゃないか…」「や…んっ」いつもならこんな事しないのに、急に人が見ている混浴露天風呂で私に触れてきた彼。このシチュエーションに欲情しちゃった!?と思ったら、違った。これにはある深い訳が――…。私、松尾千佳(25)。同棲中の彼氏、瓜生仁くん(27)とはもう付き合って3年、早く結婚したいな～…と、思っていたある日、仁くんから「今度の休み、俺の実家に行かないか？」との提案が。ついにこの日が！ヤッター!!…と、浮かれていたのも束の間、彼の家と生まれた村には謎の風習があった！曰く、セック...

私達のセックスは不合格だった。どうすれば合格できるのーーーー!?悩める私達にお義母様は“秘伝の書”が納められている箱の鍵を………。

そんなこんなで激動の休暇は終わった。次は一ヶ月後にまた儀式が行われる。それまでにしっかり勉強して今度こそ合格しなければ……！

その感じの悪い青年はなんと仁の弟だった。瓜生家の人なのに、この家のしきたりをあまり良く思っていないみたい…。でも私達の次の儀式は見学するっていう。一体どういう考えで…？

儀式に合格した私達は2人で神社に報告に行く事に。ところがその帰り道、 仁が先に戻り1人になった私は足を滑らせて池に落ちてしまった。そこを偶然通り掛かった要くんに助けられ、宿の空き室で仁を待っている間、要くんが突然「親族からS●Xを求められたら断ってはいけないんだよ」と言い出して…。それ、本当に本当なの!?て、いうか、いくらしきたりでもダメだよこんなのっ…!!

お祭り当日、私はさらしにふんどしという裸同然の格好で儀式に参加させられる事に。恥ずかしいけど、そんな事よりもう一組の参加夫婦の新妻が仁の元カノだという!!元カノのあられもない姿を仁が見るのが嫌だ…!!

儀式終了から数ヶ月。私達は結婚し旅館を継いだ。旅館は今日も子宝を望むお客様達で大繁盛。だけど肝心の私達に子宝はなかなか授からなくて…。