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『月森雅子』の作品一覧

「手伝おうか?」ルイーザが仕事でトルコに来て2週間。バザールでショールの値段交渉中、一人の男性が声をかけてきた。彼は商人と何かを話した後、ショールをルイーザに手渡した。「美しい君へのプレゼントだ」初対面の相手にいきなりこんな事をするなんて!危険な匂いのするハンサムな彼はいったい…?
プログラマーのマーリーは、派遣されたタイの巨大ホテルの余興で、タイの民族衣装を着ることになる。その彼女をタイ人だと思い込み、口説いてきたのはホテルの臨時支配人アレックス。なんと彼はマーリーの親友を弄んだ"悪名高きプレイボーイ"だった。マーリーは、このチャンスを利用して彼への復讐を始めるが・・・。
陰陽師とは妖術師のこと。平安時代より存在し、鬼を従えて悪鬼を退治したといわれる仕事人。その現在の陰陽師「久堂誠四郎」が、火を司る美青年の鬼「政人」と水を司る美しい少女の鬼「桜」を従え、人々を惑わす陰獣を狩る!ホラー作家・月森雅子の珠玉の長編作品集!第1巻は「世紀末の天神」他、巻末おまけ漫画を含めた全5編を収録!
我が家は代々、稲荷明神様に仕える巫女の血筋。当然、私もそうなのだけど。ただ、私は子供の頃お稲荷さんの前で怪我した狐を助けたばかりに、狐憑きの巫女になってしまったのだ!普段は美青年の姿をした狐の「銀次」と可愛い女子高生巫女「燐(りん)」が不思議な事件を解決する!オカルト・ホラー長編コミック第1巻は1話~4話+著者...
私には6歳の時に亡くなった双子の兄がいた。遊びに出かけ、帰りの遅い私を捜しに行った際に車にはねられたのだ。嘆き、悲しみにくれていた時、どこからか兄さんの声が聞こえる。「おまえの手足は僕のもの、その心臓は僕のかわりに脈を打つ、もしも誰かがおまえを横どりするのなら…」兄の亡霊に束縛された妹の恐怖心霊体験を描いた「万...
江神蝶子はちょっと変わった女子校生で、普通の人には見えないモノが見える。そう、妖怪が見えたり友達だったりするのだ。蝶子がその場に居るだけで周辺の魔力が強まり、やっかいなモノを呼び寄せてしまう。そして、彼女の担任教師・飯塚は、なぜかやたら妖怪に好かれていて、それらを和ませてしまう力があった。そんな先生を狙うのは、...
やっと手に入った、きれいな死にたての死体が。これで実験ができる!と微笑む彼は変態科学者ではなく、精神分析医だ。マンションの一室に診療所を構えており、彼のもとを訪れる患者もサディストから同性愛者まで変態ばかりだ。そんな彼の患者、栗本莉華は普通の女子高生だ。アルバイトで「女王様」をしている以外は…。クラスでは地味で...
思春期の少年少女は「死」に近い。生きていてもイヤなことばかり。死ねばそこには天国があり、美しい花園があるものだと信じている。例えば首つり自殺、これは死ねる確率が高い。気道と動脈が瞬時にふさがれるためだ。次に飛び降り自殺。これも簡単で、頭から落ちれば確実に頭蓋骨はバラバラ。「でも、ダメ。もっと、美しい死に方はない...
人間が突然かき消すようにいなくなる。たびたびおこるそういう事件を昔の人は「神隠し」とよんだ。子供の頃、私は人の心を見ることができた。しかし、その力のせいで両親にも友達にも気味悪がられた。だけど、その力はいつしか消えていった。そして16歳のある日…友人である「としえ」が片足を失い、恐怖に怯えながら私に助けを求めて...
昔々、まだ妖怪が生息していた頃、人々は時おり彼らと遭遇してしまい、恐怖におののいていた。そんな時代に一人の自称、天才妖怪博士「雨月春風」がいた。妖怪博士を名乗りながらも家に棲みつく可愛い座敷わらししか見たことがなかったのだが……ある日、遊郭で一番の売れっ娘の後頭部に大きな口が現れた!妖怪、二口女だ!と歓喜する妖...
親父はいつも俺に言っていた。男ならなにを捨てても大切な人を守れ!……と。しかし、しかしだ。俺は女だっ!この全寮制の女子校に通う彼女、矢延愛子(やのべあいこ)は一見、ボーイッシュな普通の女の子なのだが…祖父の代までヤクザの家系だったばっかりに…!?(収録作「極道かもしれない」より)ホラー・ミステリー作家の月森雅子...
あなたは死後の世界を信じますか?僕の彼女が目の前で突然死んでしまった。彼女は死に顔まで天使のようだった。僕は彼女と約束した。決して君を離しはしないと…だからあきらめない!たとえ君が死んでも…。ある日、僕の前に亡くなったはずの彼女が現れた。そして彼女を追いかけて、生きたまま死後の世界を体験するのだったが…!?(収...
小足に魅せられた男達、究極のフェティッシュホラー!
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