• TOP>
  • 著者一覧>
  • 『深沢かすみ』

『深沢かすみ』の作品一覧

平凡な主婦の平凡な幸せ。それを打ち砕くのは女たちの思惑!?/女同士の関係って本当に難しい。それは幼い頃から、母親になった今でも変わらない。新しい街に引っ越してきた麻子にとって、娘のママ友グループに馴染むことは何よりも大切。周りの空気を読んで、いつも穏やかな表情で―。そうやり過ごしている麻子の前に、思いがけない人...
2001X年。桜田門にパートタイムの捜査官が誕生した。彼らは政府の失業対策の一環として、労働者間のワークシェアリングの理想を実現すべく、警視庁捜査一課内に構成員4名で誕生した。だが、理想と現実はすれ違い、パートタイム班の捜査官たちは、万引き等々の雑用に駆られる毎日だった。だが、ある日、理由はともあれ、彼らに溺死...
不仲な両親のもとで愛の不毛を見ながら育った女子大生亜子の成長と恋愛を鋭く描く…ヒューマン・ラブストーリー
見ているだけじゃイヤ…あなたに触れて、愛したい!夫のある身で赤い糸の相手に出会ってしまった晶子の運命は…!?
彼女との出会いが、幸福な未来を壊してゆく―。/私は、ごく平凡な家庭に生まれた。穏やかな日々に十分満足していた私の前に現れたのは、美しく、そして裕福な少女・沙弓。彼女と出会ったその日から、華やかな生活、そして麗しい容姿に対する憧れが、私の中でうずき出して…? 「あの子みたいな女の子になりたい」。誰もが一度は抱く願...
「不倫」、それは邪で、道ならぬ恋。その先に待つのは真実の<愛>か、それとも深い<憎しみ>か――。社長との4年越しの不倫に疲れた英恵が実家で目にしたのは、半身にマヒが残る父と、そんな舅を懸命に世話する兄嫁の姿だった。昼夜を問わず、閉め切った部屋で行われる、介護という名の秘密の行為…。英恵が二人の関係をいぶかしんで...
「不倫」、それは邪で、道ならぬ恋。それでも…だからこそ…貫き通したい<愛>がある―――。四姉妹の末っ子・樹里に持ち込まれた見合い話。本来であれば三女である姉・麻里が受けるべき話なのだが、彼女は頑として首を縦に振らない。その理由を樹里だけが知っていた。姉妹の中では一番地味で目立たなかった姉の、誰よりも熱い秘密の恋...
昭和32年。千代が奉公に出たのは、誰もが羨む裕福な家庭。一見、幸せそうに見える夫婦だが、その結婚には裏の事情が隠されていて――。『美貌のライオン―獅子座の女―』/学生時代に縁談を断った男性。彼が人生の成功者となって私の前に現れた。でも私には夫がいる。これは危険な恋の予感!? 『もうひとつの恋』/平凡な主婦と、自...
――少女と少年の、禁じられた遊び―― 東京から地方へと引っ越してきた美葉。その街には、昔から「魔物が棲む」と伝わる森があった。闇に包まれたその森で、美葉は江麻という美少女に出会い、その美しさに心を奪われる。しかし江麻の微笑みの裏には、美葉が想像もできない黒い感情が隠されていて…? 『夜の陽炎』シリーズ最新作! ...
――あなたの夫を、奪ってもいいですか?―― 学生時代、大人びた雰囲気を持つ蒼太と付き合っていた藍子。身体で愛を確かめあう関係にのめりこんでいた彼女だったが、蒼太の壮絶な過去を知り、彼の許を離れてしまう。それから約10年、ふとしたきっかけで彼が結婚をしたことを知った藍子。「蒼太はいま、どんな女性とどんな暮らしをし...
――幸せを守る為なら、この身体を差し出すことだって厭わない―― 空襲で家も家族も、すべてを失った朱里。終戦を迎えた後、彼女は夫・子供・姑とともに、平凡ながらも幸せな生活を送っていた。しかし、その幸せを破滅へと導く男が現れる。結婚前に朱里が起こした事件を知るその男は、金、そして身体を差し出すように彼女を強請(ゆす...
女と男の間には、何が残っていくのだろう―。いつの頃からだろう、日々の生活にうんざりするようになったのは―。あれほど愛した夫だったのに、今はとても遠く感じる―。女と男の間によこたわる愛の機微を余す所なく描ききった、深沢かすみの傑作集。 【同時収録】夜の河のほとりで/あなたしか見えない/五月最後の日
この身体で幸せが買えるのなら、私は何も惜しまない―。愛情なんていらない。欲しいものは、お金で買える―。 幼くして母に捨てられ、愛を知らずに育った純香。そんな彼女の許に、多大な遺産が見込める初老の男との結婚話が舞いこみ…。生きていくためには、きれいごとなんて言ってられない。愛のカリスマ・深沢かすみが描く官能の世界。
生まれ落ちたときから、運命は決まっているのだろうか。抗えない渦の中で、私は愛という名の船を漕ぐ―。しなやかな筆致で描く深沢かすみの星座シリーズ。星の持つ力は、女と男をどこへ運ぼうとしているのか―。
小さな村に越して来た美しい少女・綾乃。彼女の美貌の虜になった男に訪れるのは、破滅への道だった――。これは偶然? それとも――? 激動の時代・昭和を舞台に描き出す、愛と憎しみが渦巻くサスペンスがここに始まる!
レベッカ・トーマス・美嶺。愛称はベッカ。売り出し中の美人テレビキャスターである彼女のもとに、ある連絡が入る。それは、マスコミに一度も登場したことがない、超売れっ子小説家・滝谷隼人がベッカの番組に出演したいという、ビッグニュースだった。不思議と惹かれ合うベッカと滝谷。二人には運命とも呼べる、哀しき共通点があったの...
「地元を捨てたくない――」北海道に住む女性高生の郷土愛を描いた表題作「ふるさと銀河線」など9作品を収録。見過ごしがちな人の情、日々のうれしいこと、悲しいことなどがいっぱい詰まった珠玉の1冊です。すべての人の人生は光り輝いています――!
最上部へ