泣く子も黙る名門暴走族「鬼羅舞（きらぶ）」、その特攻隊長・神雷大介（じんらい・だいすけ）をはじめとするメンバー達の活躍を描いたヤンキーコメディ。暴走だったら誰にも負けない名門暴走族・鬼羅舞に憧れる高校生・田山（たやま）と速見（はやみ）は、総長にやる気を認められて鬼羅舞の一員となる。しかし田山と速見は、暴走に出発する鬼羅舞本隊とは別コースに連れて行かれて……!?

エンジンをバリバリにチューンナップした近藤（こんどう）と犬伏（いぬふし）のソアラが、ニューフェアレディＺの覆面パトカーに捕まってしまう。それを知った総長は、鬼羅舞（きらぶ）が生き残るには、ニューフェアレディＺの管轄地域外で暴走するしかないと考える。しかし特攻隊長の神雷（じんらい）は、改造ベンツでニューフェアレディＺへ勝負を挑んでいき……!?

警察に連行された鬼羅舞（きらぶ）の特攻隊長・神雷大介（じんらい・だいすけ）は、彼に会いに来た父親に留置場で手打ちにされそうになる。その後、大物政治家である父親の力で釈放された神雷は、家へと連れ戻されて、神雷家の後継者として性根をたたき直される。そして、父親によって拷問のようなシゴキを受ける神雷は、田山（たやま）と速見（はやみ）に助けを求めて……!?

原付バイクで颯爽と駆けていく17歳の美少女・真琴（まこと）は、スピード違反で白バイに捕まってしまうが、可憐な泣き落としで見逃してもらう。しかし真琴の正体は、鬼羅舞（きらぶ）レディースの二代目ヘッドで、ユスリにタカリに恐喝もしでかし、特攻隊長・神雷（じんらい）からも「恐い女」だと評されていた。そんな真琴をはじめとしたレディース達のエピソードがたくさんあって……!?この巻にて走り修め、完結。