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『笠太郎』の作品一覧

店は持たず、お客の家に出張して料理を振る舞う出張料理人・初雁福介(はつかりふくすけ)! ある日、七星電子株式会社大社長・喜一郎の古希のお祝いの場で料理を振る舞うべく出張にきた福介は、到着するなり何やら穏やかじゃない一家の状態を察する。喜一郎は若干ボケが始まっており、実質は息子の博文と重信が会社を動かしている状態...
予備校生・山田ヒデマロは大学受験に失敗したものの、不合格だと言い出せず両親や地元の村人には「東大に受かった」と嘘をつき無理矢理上京。東大に行くフリをして予備校に通い、来年こそは本物の東大生になるんだと勉強に勤しむのであった。しかしある夜、アパートの向かいから聞こえてきた喘ぎ声にヒデマロのアソコが反応。しかも美人...
大手ゼネコンで働く岬太平は落ち込んでいた。上司のミスで大変な仕事を背負わされ朝まで残業、そのせいで彼女とのデートをキャンセルするはめに。しかもそんな事がもう何度も続いていて、二人の仲は疎遠になりつつあった。しかし仕事に手を抜けない太平はなんとか朝までかかって仕事をやり抜く。彼女の家に向かった太平が見たのは、部長...
会社でも家でも扱いが悪く、日頃から鬱憤がたまっていた岩田勘太郎は仮面をかぶることで心を開放し日頃は出来ない事の出来るMr.ジレンマンとなった!様々な人間関係のしがらみの中で、近所のコマキ婆さんに怪しまれながらも、ちょっぴりえっちも交えて次々と活躍していく。実写化もした痛快作品。
特定の店に所属することなく、自分の腕ひとつを頼りに日本全国を流れ歩く板前職人――「流れ板」。島根県松江市にある料亭『巴亭』は山陰地方きっての名店との呼び名も高い老舗。その板場の親方・大友に招かれて『巴亭』へとやってきた流れ板・梨堂竜二(りんどうりゅうじ)。もちろん竜二の腕前を見込んでのことだが、『巴亭』は料理以...
長年の苦労の末に今井藩の剣術指南役に任命され絶頂にあった鮎川井左衛門。だがそれから数年後、仕えていた今井藩は取り潰しになり、仕官先を求めて江戸に出るもなかなか士官はかなわず、妻子に負担を強いる生活が続いていた。大金を用立てした金貸しは今流行りの商売「そば屋」をやることを提案するが、武士の面子にこだわる井左衛門は...
「喧嘩に育ち喧嘩に情熱をたぎらせ喧嘩に気概を抱く、そんな喧嘩馬鹿がいた――」港進高校3年、芥一兵(あくた いっぺい)は12才にして暴力団の事務所に殴り込みをかけた町でも評判の無法者。生意気な転校生・佐倉鉄とその助っ人たちを一人で打ちのめし、鉄を子分にしたまでは良かったが、その鉄に「アソビ(喧嘩)」を教えるといっ...
碁会所「○(まる)」は、今日も大の囲碁好きたちで大賑わい。看板娘のさくらちゃんがみんなにお茶を配ります。集う碁打ちの面々は、おじさん・おじいさんが多いものの、大学生やサラリーマン、女性だけの碁会メンバー、小学生までと、多士済済。席亭はさくらちゃんのお祖父ちゃん。彼の言葉「碁は心の通じ合い」の通り、対局の数だけド...
※本作は、『花板虹子』(全10巻・実業之日本社刊)に単行本未収録の95話分を追加収録した完全版です。料亭・藤乃家の板長が亡くなって三か月…今日、新しい板長、つまり花板がやって来たのだが、旦那さんが連れてきたのはなんと女の板長だった!!その名は清水虹子。見た目は何とも冴えないメガネの小娘という感じ…。「板場ちゅう...
頬に一文字傷を持つ凄腕の流れ板前・梶川政一は、一流の腕前と徹底的な仕事ぶりから鬼政の異名を持つ板前である。だが、それだけの腕を持ちながら一つの仕事場に留まる事をしない。なぜなら幼い頃、生活苦から養子に出された行方不明の妹・悦子を探し出すためであった。流れ板前で培った人脈や人伝を駆使して梶川はいつの日か、妹と再会...
二宮雷人は凄腕の借金取り。ケンカも強く、酒が入ると自制心がなくなって相手を半殺しにし、女も抱きまくる。金貸しの社長だが給料は低くボロアパートに住んでいた。返済日当日になっても音沙汰のない犬飼商事に出向いてみると、そこには同業者から恫喝されてる顧客の姿があった。その場は助けるも、その顧客は多数の金貸しから金を借り...
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