2016年5月18日刊行
交わる事なんて無いと思っていたのに――。俺がいつもこの部屋でセフレと密会するのには理由がある。「アイツ」のヴァイオリンの音色が聴こえないと、興奮しない体質になってしまったからだ。ところが、そんな俺の行為を、本人に目撃されてしまった事から、運命の歯車が大きく狂い始める。「アイツを汚してやりたい。」この想いの正体は――?