「俺は絶対に郁巳から離れたりしない」 美雪に猛アタックする壮真を見て、 妊男と普通の男性の恋愛に希望を抱く郁巳。 校内での偏見は根強いものの、 同級生に助けられ体育祭も楽しめるようになっていた。 しかし、発情期の玲音が直斗を誘惑したことで状況は一変… フェロモンにあてられ2人は一線を越えてしまい―― 「ヤれるなら誰でもいいでしょ。 男はどうせ最後には『妊男』じゃなくて『女』を選ぶ」 妊男を抱くことの責任を問われる直斗たち。 そして智晴も、郁巳のために新たな決断を下す――。
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2018年9月18日 刊行
「妊男の夏はバイトにデートに発情期。」
玲音のフェロモンに誘惑されてしまった智晴。
助けに行く郁巳だが、玲音は「恋人じゃないならボクらのセックスを止める権利はない」と言い放つ。
郁巳は自分の気持ちに気付きながらも、あと一歩を踏み出せず…。
そして迎えた夏休み、なんと智晴と毎日一緒に過ごすことに。
新しい思い出を積み重ねる中、「妊男として智晴と結婚」という将来が向き合うべき現実となりつつあった――。
2018年2月18日 刊行
「お前じゃなきゃイけない 智晴がほしい…っ」
美雪との会話を聞かれ、妊男であることが学校中にバレてしまった郁巳。「淫乱」と蔑まれ、クラスで孤立してしまう。
そんな中で唯一庇ってくれた智晴に覚える、特別な安心感。女扱いされたくない気持ちとは裏腹に、身体もますます強く智晴を求める…。
しかし、上級生の妊男に目を付けられてしまい――。
2017年7月18日 刊行
人口減少対策として一部の男性が妊娠可能な『妊男』になった日本。
郁巳は妊男でありながら、その体質を受け入れることができず、周囲に隠して生活していた。しかし、一番知られたくなかった幼馴染・智晴にそれがバレる。抵抗する郁巳を押さえつけ、愛撫を始める智晴。
妊娠なんて絶対嫌なのに、身体は勝手に感じてしまい…。
そして、妊男のフェロモンは智晴をどんどん狂わせていく――。