「…もう泣いていいんですよ?」
「専属マッサージ師」として、自分に執着してくる古川。
酷いことばかりをされると思っていたのに、 時折見せる真剣な表情や、施術以外で見せる優しさに戸惑ってしまう。
そんな2人の関係に割り込んできたのは、 海外出張から戻ってきた、社長の慎二だった――。
「今更普通の暮らしが出来るなんて思ってないだろうな?」 その言葉で再び心を閉ざそうとする神尾に、 古川は必死に手を差し伸べようとするが――…!?
それぞれの思いが交錯する最終巻。
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2020年1月18日 刊行
「貴方の性感帯は…ここ、恥骨です」
社内のリストラ業務を担当してから、人と距離を置いて過ごしている神尾真希。 そんな彼が出会ったのは、社内マッサージ師の古川だった。
初対面から馴れ馴れしく苦手なタイプだったが、 高い技術と軽い口調に丸め込まれ、マッサージをしてもらうことに。 きわどい手つきも、「男同士だから普通」といわれ戸惑う神尾。
しかし、その指が「恥骨」に触れた瞬間、今までにない快感が身体を走り……!?
マッサージ施術後の2人が覗ける描きおろしも収録。