日本には、政治や経済などの各分野で卓越した能力を発揮し、世界に名を轟かせる七人の超人高校生たちがいる。ある日、飛行機事故に巻き込まれた彼らが目を覚ますと、そこは魔法や獣人が存在する異世界だった。突然の事態に七人は混乱―――するどころか、地球へ戻るために異世界でやりたい放題!?　「気楽に行こう。我々が本気を出すと、この世界を壊してしまうからね。」地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる異世界革命物語、堂々開幕───!!

大都市ドルムントで経済革命を起こし、豊富な資源を手に入れた超人高校生たち。奴隷として売り飛ばされそうになっていたルーを救い、彼らはしばしの休息を得る。しかし、豊かになったエルム村を狙って、≪白銀騎士≫インザーギが襲来。領主の妾としてリルルが連れ去られてしまう――。「私が交渉しよう。――リルル君と引き換えに、この村にかけられた反逆罪が帳消しになるように」地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる異世界革命物語、運命が動き出す第２巻――!!

地方領主をあっさり倒した超人高校生たち。いずれ始まる帝国との全面対決に向け、彼らが次にとった方策は―――まさかの宗教!?　帝国の圧政に苦しむ人々を救うため、超人高校生たちのそれぞれの能力を生かし、彼らは異世界で、勢力を急激に拡大していく――!!　「では、諸君。歴史を急き立てるとしよう。」地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる異世界革命物語、時代を超越する第３巻――!!

宗教団体≪七光聖教≫を立ち上げ、領民の理解を得ることに成功した超人高校生たちは、冬明けに行われる帝国との全面戦争へ向け、準備を進めていた。しかし、突如ギュスターヴが、究極魔法≪ラージュソレイユ≫を発動。全てを焼き尽くす怒りの炎が、彼らを襲う――。「――我が軍勢の後ろには、蟻一匹遺さぬ」地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる異世界革命物語、信念が交錯する第４巻──!!

順調に三つ目の領土を手に入れた超人高校生たちは、民主国家の建国を目指して更なる民意の獲得に尽力していた。しかし、異世界に来てからの過労がたたった司と林檎が三日間のドクターストップを言い渡される。しかも、何故か二人でデートをすることに!?　「私は、愛の狩人になるよっ」地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる異世界革命物語、それぞれの想いが入り乱れる第５巻――!!

着実に異世界革命を進めてきた超人高校生たちだったが、「碧の団」が帝国側と結託したことにより事態は一変。さらに死んだはずのギュスターヴが、彼らの前に立ちはだかる──。「──自惚れるなよ、紛い物の凡人が。」地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる異世界革命物語、思惑が渦巻く第６巻──!!

民主国家《エルム共和国》として名乗りを上げた超人高校生たちに帝国からの休戦申し入れが届く。不意に訪れた束の間の休息に、各々は国家としての体裁を整えようと動き出す中、リルルと林檎による、恋の直接対決が勃発する──。「……私、ツカサさんに告白します」地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる異世界革命物語、覚悟がぶつかる第７巻──!!

新貨幣《ゴッス》両替日が迫る中、地球最高の実業家・真田勝人が、ついに異世界で本気を見せる。「―――アンタは今からする話に、黙って首を縦に振ってくれりゃあいい」人々の未来のために、超人高校生たちは異世界のあらゆる概念を覆していく――。地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる異世界革命物語、己の正義に向き合う第８巻―――!!

真田勝人の主導により、新たな通貨の発行を完遂し、エルム共和国の基盤を確かなものとした超人高校生たち。そんな折、亡国《ヤマト》の皇女・カグヤが帝国からの救済を求めてエルムに現れる。御子神司は、《七光聖教》の基本理念である「万民平等」を理由に帝国への介入を始めようとするが――「俺は、ここで降りさせてもらうぜ」地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる異世界革命物語、激動の第９巻――!!

民の記憶を魔法で改ざんし、統治を行っているヤマトの真実を知った司たちは、レジスタンスと合流して、ヤマト自治政府の打倒に動き出す。一方、ゴッド暁が留守を預かるエルム共和国では、国政選挙が終盤を迎える最中、選挙を揺るがす最悪の事件が発生してしまう――。「――力を尽くしてほしい！　だってここはもう皆の国なんだから!!」地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる異世界革命物語、信念が問われる第10巻――!!