『変でも きもちわるくても
人が人を好きになることに変わりはないから』
「あなたの秘密を知るものです
今日 放課後 屋上で会いませんか?」
容姿端麗の私の自慢の幼馴染 ゆいか。
彼女の下駄箱に「それ」の秘密を知っていると ほのめかす手紙が入っていた。
どこでバレたのか… 一体、誰が…
疑心暗鬼に陥る ゆいか
この「秘密」がまだ彼女に生えている「それ」のこととは限らない
でも、ゆいかを助けなきゃ
『いつも えれなに助けてもらってるし 一人で行ってみる』
ゆいか はそう言うと、一人で屋上へ
彼女はそこで、昔の自分に似ている娘に出会った
「それ」の秘密を知っているのは私だけ
ゆいか を救えるのも私だけ