ロボットくんの生みの親、トッピ博士のお土産は名作童話。マンガではないと、すぐに眠くなるロボットくんは、アッという間に大イビキ。大声に起こされたロボットくんの横を洋服を着たウサギが忙しそうに走り去って行った。ウサギを追って井戸の中を降りようとするが、紐が切れて深い深い井戸の底へ落ちてしまう。そこで見たのは、とても不思議な世界だった…。※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。

山で薪拾いをして暮らす貧乏なロボットアリババはある日、山の中で道に迷い途方に暮れる。そのアリババが見たのは、岩の前で「ひらけゴマ」と言い、岩が開いて中に入って行った盗賊たち。盗賊が出かけた隙に岩の中に入ったアリババは、金貨の山を見て驚く。その金貨を失敬したアリババの話を聞いた兄のカシムは、岩の中に入り、大量の金貨を盗み出そうとするが…。※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。

スペイン一の勇士と思い込むドン・キホーテ老人は騎士道に憧れ、恐竜と闘ったり、美しいお姫様を助けたりすることを夢見る。ある夜、ドウルネシヤ姫が巨人にさらわれた夢を見たドン・キホーテ老人は、愛馬ロシナンテと共に悪魔退治に出発する。大昔の騎士の姿をしたドン・キホーテ老人を見かけた親切な宿屋の主人は一夜の宿を提供することに。次々と周りを巻き込むドン・キホーテの大騒動!!※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。

ロボット王子と貧乏なロボットの子供は、まるで双子のようにソックリ。窮屈で自由のない生活に嫌気がさしたロボット王子と、自由だが明日の食べ物にも困る貧乏なロボットは、お互いの服を取り替え、自由な暮らしと贅沢な生活を、それぞれ味わうことに。泥棒の親方のもとに戻ったロボット王子は、牛小屋での生活を強要され、逃げ出す。一方、貧乏なロボットの子供は…!?※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。

高い木の上に住む一匹の鷲は、通りかかった狐に一緒に住むことを提案する。木の上には鷲、根っこの穴には狐という奇妙な生活が始まった。秋になり、鷲も狐もかわいい子供を産み、幸せな時を過ごすが、やがて冬になり、雪の中に食べ物を探す。だが、食べ物はなく、空腹に耐えかねた鷲は狐の子供を食べてしまった。それを知った狐は復讐を誓うが…。※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。