綾乃は常にトップクラスの営業成績を挙げるやり手営業マン。それでも、会社の同期である颯斗を抜き、自分がトップになるために日々努力を惜しみません。努力しなくてもルックスだけで十分成績は出せそうなのに、、、営業マンの、いえ、社会人の鏡のような人ですな。

そんな綾乃だからこそ、チャラついていてひょうひょうと成績を上げてしまう颯斗がいつもトップなんて許せないのでしょう。とにかくこの綾乃さん、颯斗をとても敵視しています。颯斗の軽さも綾乃の敵対心をさらに燃え立たせてしまっているのですが、「あんたなんか大っ嫌いよ！」と一蹴してしまうほど、とにかく颯斗くんがおキライなのです。
まあこんなカワイイ頑張り屋さんに睨まれるのも男性にとっては本望（？）なのかもしれませんが、ここまでストレートに言われると流石に男性の被るダメージは計り知れないでしょう、、、、。いやー男顔負けのスーパーウーマンだけに、強いですねえ。

営業成績で常に綾乃の上を行くもう一人の主人公颯斗。自他共に認めるルックスの持ち主で、モテるわ交際を迫られるわ複数の女の子とイチャつくわで、女性に困らないイケメン営業マン。もちろん、綾乃にも事あるごとに言い寄り、勤務中であろうがお構いなしで交際を迫っていきます。自ら「超誠実」と豪語するだけはありますよね、全く説得力がありません！さすがです。
そんな百戦錬磨の颯斗さんであっても、綾乃が相手では「大っ嫌い！」の一撃でノックアウトされてしまいます。これには颯斗もショックを隠しきれませんでした（チャラ男敗れたりorz）

しかしこの颯斗、ただチャラいだけのイケメンではないのです。飲み会で下戸の綾乃が無理やりお酒を飲もうとするのを止めさせ、彼女を追い込んだ男性社員を牽制するなどリアルなイケメンぶりも発揮します。女の子にチヤホヤされながらも、その男性社員の心無い一言で傷つく綾乃を見ていたのでしょう（このイケメンめっ！）イケメンがこういうことをすると流石に誰でもドキッとしてしまいますよね。まあ「超誠実」かはわかりませんが、少なくとも綾乃を密かに想う誠実さは持っている人のようです。彼のこういうギャップは今後もストーリーの鍵になってくるでしょう。

飲み会の席で意識を失ってしまった綾乃。そして、彼女を介抱して自宅まで連れてきたのがあのイケメン同期の颯斗。これはもう事件しか起こりません！
酔いの効果もあって綾乃のことを心配し、抱き寄せる颯斗。これが単なる浮ついたものではないと感じた綾乃も颯斗を抱きしめ、当初の思いとは裏腹に綾乃のココロやカラダは積極的に変化していきます。言葉や態度ではまだ颯斗を押し返そうとする綾乃ですが、颯斗が強引に綾乃の唇を奪うと、綾乃は体から力が抜け、息遣いが荒くなり、恍惚感に満たされていきます。そして二人は同期以上の関係に突入していくのです！

当初は颯斗のことを「性格も顔も嫌い」と断言していた綾乃。そこで、颯斗は「なら俺のカラダを好きになれ」と綾乃のオフィス着に手をかけ、Sっぷりを発揮していきます。綾乃のブラとパンティをゆっくりと剥ぎ取り、乳頭を弾くように指先で弄び、舌で入念に舐め上げます。露になった下部には左手の中指と薬指を挿入し、優しくかき回して愛液で満たされていることを確認します。綾乃は、快感に満たされながらも、振り絞った声で「大っ嫌い、、、！」と再度声を上げますが、抵抗はせず、颯斗のする一つ一つの愛撫に弱々しくも妖艶な喘ぎ声で応えはじめていきます。

「渡辺」ではなく、「綾乃」と耳元で囁かれ感じてしまう綾乃。次の瞬間、颯斗の左手の動きが早まり、綾乃を一瞬のうちに絶頂に導きます。ぐったりして肩で息をする綾乃、、、。颯斗はそんな綾乃の前に移動し、ベルトを外して下半身を露にしていきます。そして自らのいきり立ったモノを綾乃の下部にあてがい、、、、。

主人公綾乃は、男性にも引けを取らない程の努力家で負けん気の強い女性です。そんな彼女を密かに想う颯斗。最初こそ「あんたなんか大っ嫌い！」と颯斗を毛嫌いする綾乃でしたが、颯斗の誠実な側面と酔いの効果も重なり、抵抗しながらも大嫌いだった颯斗を次第に受け入れていきます。黒木先生は、綾乃を「凛とした強い女性」から一転して、愛撫に抵抗できず悶える「一人の可憐な女性」としても描いており、思いを剥き出しにしたセックスに没頭する二人の恋愛を生き生きと表現しています。
　颯斗のナルシストっぷりやここぞという時のドSっぷり、そして彼の誠実な側面が綾乃との距離をどのように縮めていくのか、、、。この点も今後のストーリー展開のポイントになってくるかと思います。

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