『ぜんぶ脱がなくたって、エッチはできる。』会社の先輩と着衣エッチ

みなさんこんにちは、ライターの末野です!今回おすすめする漫画はイチノセシヲ先生のTL漫画『ぜんぶ脱がなくたって、エッチはできる。』です。

正反対の2人

営業職の先輩後輩関係である、有留(ありどめ)先輩と杉浦。笑顔が苦手で無愛想な杉浦に反し、愛想がよくて仕事もできてかっこいい有留先輩。
ですが、杉浦はそんな完璧すぎる有留先輩に苦手意識を持っていました。正反対の関係というのは難しく思えますが、お互いの短所を補い合って支え合える関係にもなり得ます。しかし、杉浦は有留先輩のはっきりとした物言いを受け入れられず壁を作ってしまっているように見えます。

助けてくれた有留先輩

杉浦はとある事情により、会社の社員旅行を欠席しようとします。しかし出欠の受付担当から、なぜ不参加なのかと軽い調子で問い詰められます。そこに有留先輩が現れ、強制じゃないなら俺も行きたくないと不参加に丸をつけます。その行為はまるで杉浦を助けてくれたようでした。確かにさらっとこんなことができてしまうと、自分と比べて遠い存在のように見えてしまいますね。憧れるような先輩ですが、簡単に近づけないような先輩でもあります。

かわいいひと時…ハプニング!

そんな完璧な有留先輩ですが、バッグから社員旅行の行き先である京都のガイドブックを落としてしまい、実は楽しみにしていたことが杉浦にバレてしまいます。有留先輩に対してとっつきにくいと思っていた杉浦は、そんなかわいい一面を見て顔をほころばせました。そして有留先輩はその笑顔にドキッとします。今までのできる男から一転、こんなかわいい面を見せられたら、ギャップ萌えしちゃいますね。杉浦の笑顔も、自然にさりげなく出てきたかわいい笑顔で、有留先輩がドキッとしてしまう気持ちもわかります。

有留先輩との外出中、雨に降られてしまった杉浦。セーターが濡れて下着が透けてしまいました。先輩に見られまいと隠そうとした杉浦に、有留先輩はとっさに自分の上着をかけてあげます。杉浦の下着を見て顔を赤くしてしまう有留先輩、きっと思うところはあるはずなのに、助けようととっさに行動できるところがかっこいいです。杉浦は先輩に先に帰ってもらうようお願いしますが、置いていけるわけないと言われ好意を感じてしまいます。苦手だと思ってた完璧さも、実際に心が触れ合う距離にいる時、好意に変わっていくさまを感じて素敵ですね。

杉浦の誰にも言えない秘密

そして杉浦の緊急事態をどうにかしようと近くのラブホテルに入りました。杉浦にお風呂に入るよう勧める有留先輩。杉浦がセーターを脱いだ時、何かを伝えようとした先輩がドアを開けてしまい、杉浦の胸に大きな切り傷の跡があるのを見てしまいました。先輩が社員旅行に行かないのはそれが原因なのかと聞くと、杉浦は誰にも言わないでくださいと懇願します。ラブホテルに入ってしまうシチュエーションにドキドキしてしまいますね。しかし杉浦は深刻なものを抱えていて、ただドキドキを抱えたまま入ったわけではないようです。誰にもバレたくなかった胸の傷、有留先輩はどんな感想を抱いたのでしょう?

本当の気持ち

有留先輩は傷のことを言わないと口にして寄り添おうとしますが、杉浦は我慢していたものが弾けたように傷のことについて喚きます。本当は旅行に行きたいしみんなと仲良くしたいのに、人目に怯えて避けられて噂されて…と、抱えてきた辛い心情が溢れ出ました。そして初めて付き合った人とのセックスの時、傷に対して”気持ち悪い“と言われたことも杉浦の心に大きな傷を残していました。それはきっと胸の傷より大きな傷ではないでしょうか。そんな思いを二度としたくないから恋愛もセックスも一生できないししたくないと言う杉浦に、有留先輩は気持ち悪くないとくちづけました。そして杉浦を押し倒し、「脱がなくたってセックスできる」と言い放つのです。

教えてやろうか?

下着に手をかけ下に降ろされ、あらわになったおっぱい。乳首を摘まれ、抵抗感を感じながら傷が見えないように隠し続ける杉浦。傷を気にして杉浦のこんな表情を見れなかった元カレをバカ野郎だと一蹴しました。耳元で囁かれながら、スカートを脱がされ、それでも杉浦は傷を隠そうと膝立ちでお尻を上げていることも忘れてうつ伏せにした上半身を枕で隠します。意図しなくとも大胆になってしまったポーズを見て先輩の指が下着越しにアソコを弄り始め…?

杉浦からエッチな格好でトラウマを打ち明けられ、下心と同情と好意、様々な感情を入り混じらせながら、「気持ち悪くなんてねえよ」と言い放つ有留先輩は男らしいですね。きっと杉浦は誰かひとりでもそんなことを言ってくれる人が欲しかったんでしょう。過去のトラウマを吹き飛ばしてしまいそうなはっきりとしたひとこと、それを言えたのはきっと有留先輩だったからでしょうね。

有留先輩は下着をずらし、生々しく濡れてしまったアソコに指を押し入れます。恥ずかしい格好でぐちゅぐちゅと音を立てられ、声が上がる杉浦。かわいいと囁かれながら耳を舐められると、より一層声が上がってしまいます。“変になっちまえ”その言葉の通りおかしくなりそうなくらい感じすぎて、ビクビクとイッちゃいました。しかし、セックスってのはこれだけで終わりじゃないと言われ…。昔のトラウマでセックスができなかった杉浦はきっとはじめての行為でしょう。これからエッチなことを先輩の体で教えてもらうと思うと、ドキドキしてしまいますね。会社の人も知らない胸の傷を晒した先輩に、恥ずかしいところも晒して、先輩の知らない顔も見てしまって、“男”がどういうものか教えてもらいます。先輩の包容力があれば、あんな格好も…あんな行為も…さらけ出せてしまうような気がしますね。

いかがでしたか?続きが気になる方は、ぜひイチノセシヲ先生の『ぜんぶ脱がなくたって、エッチはできる。』をご覧ください!

  • ぜんぶ脱がなくたって、エッチはできる。

    • イチノセシヲ

    • 「そんなに尻突き出して、随分大胆なんだな」腰をガクガクさせて、初めての快感に震える体。アレを隠したいだけだったのに…

     
    執筆者
    • 末野

    • ジャンル問わずで漫画好き、部屋の隅で漫画を読む女です。文系男子から体育会系男子まで、そして可愛い女子から綺麗な女子までをも好きになります。みなさんが素敵な漫画を読めるきっかけになれば幸いです。