――「姉貴(泥酔中)と…Hしちゃいました。」連載開始から約4年、スクリーモのメンズ作品の中でも長期の連載作となりましたが、長く支持される秘訣はどういった点にあると思いますか?
実は自分でもよくわかんなくて…(笑)むしろ、もう4年も経ってたんだなって驚きました。
間で描けなかった時期も長かったので、その分頑張りたいと思ってます。
――本作ではお姉ちゃん『茜』との関係性がお話の主軸となり、やはり作品の魅力にも大きく影響していると思います。
姉キャラを描くにあたって、どのようなこだわりを持って、描いていらっしゃいますでしょうか?
普通に年上で包容力あるお姉ちゃんって訳じゃなくって、どっちかって言うと欠点が多いと言うか、けっこうわがままで、「しょうがないな~…ほっとけないな~」と思わせられるようなお姉ちゃんのイメージで描くようにしてます!
――確かにお姉ちゃんのわがままな感じが、2人が素直になれない要因になっていたり、序盤ではそんなわがままなお姉ちゃんがエッチシーンで表情を変える様子が色っぽくなっていましたね…!
煌乃先生は女性作家さんという事で、作品はメンズ向けになりますが、表情も豊かで活き活きとしたエッチシーンのクオリティに定評がございますね。
エッチシーンを描写する際に心がけているポイントなどはございますでしょうか?
なるべく…雰囲気を大事に、メリハリつくような感じになったらな~って心がけてはいます。
――メリハリ!それはお姉ちゃんの普段の顔とのエッチシーンのギャップ的な所でしょうか?
…とかもそうなんですけど、見せたいシーンのコマを大きく使って描いたりとか…
緊張して興奮しているシーンの盛り上がりを見せられたらな~、ドキドキして見てもらえたらないいなと思って描いてます。
――お気に入りのエピソードを教えてください。
映画館に行った回と、温泉旅行に行った回がけっこう自分でも気に入ってます。
映画の回はめちゃくちゃバレバレな変装してるところとか(笑)
温泉の回の方は、両親が部屋に帰ってきてしまう一連のシーンの流れ方が上手く描けたなと気に入ってます。
――確かに、映画館のバレバレ変装お姉ちゃん、可愛いですね(笑)
本作は、泥酔中のお姉ちゃんと…というお話ですが、煌乃さんご自身は、普段お酒を飲まれますか?
私自身はあんまり飲まないです。
甘味の強めなお酒くらいしか飲めなくて…本編でお姉ちゃん、ビール飲んでるんですけど、私はビールはちょっと飲めないんで(笑)
――酔っぱらったりされた経験は…?
あんまり酔っぱらったりも…いや全くしたことが無くて、酔っぱらう様子って友人でしか見たことないです。
かなりべろべろに酔う子だったんで、その様子を思い出しながら描いてます。
――煌乃さんご自身、あまり酔っぱらった経験が無い所、こういう泥酔モノを描いてたんですね(笑)
いやー、ホント友達に感謝です(笑)
――影響を受けた作家さん、作品などはありますか?
えっと…元々漫画とか小説とかめちゃくちゃ好きで読む方なので絞れなくて…けっこう色々影響受けてるかなと思います。
歳の差とか年上の女性を好きになる感じの作品って意味では、少女漫画なんですけど高尾滋先生の「ディア マイン」って作品とか、日渡早紀先生の「ぼくの地球を守って」とか…。
少年・青年漫画も色々読んでますが、けっこう恋愛のやきもきするとことかは少女漫画の描写を参考にしているところがあります。
――本編ではいよいよ姉弟、お互いの素直な気持ちも見え始めてきましたが、今後描いてみたい展開やエピソードなどはありますか?
本編がずっと冬が続いているんでもう少し話が進んだら夏の話が描きたいな~って。
水着とか着てるとことか描きたいな。
――第1話は、まだ寒くなってないくらいの秋頃くらいから始まって、今、クリスマスから年越しのエピソードで季節感も本編にしっかりありますね。
ただそうすると若干夏はまだ遠い気もするんですけど(笑)
次の時期的なイベントとしてはバレンタインとかでしょうか…?
そうですね、時期ネタになるんですけどちょっと書きたいなと思ってます。
――最後に、配信を楽しみにしている読者にメッセージをお願いします。
いつも読んでくださってありがとうございます。
少しずつ姉と弟の関係も変わってきて今後の展開にも変化が出てくるかと思うので、お待ちいただいている皆様にお届けできるよう頑張ります。
これからもどうぞよろしくお願いします。
煌乃あや先生、ありがとうございました!
長く支持される甘酸っぱい姉弟関係には少女漫画の影響があったのですね…!!
お姉ちゃんのキャラクター描写にもこだわりが光る今後の展開にも、ぜひご期待ください!