『非処女の炭山くん』美少女?美青年?男の娘とのエッチな秘め事!

2019/2/1 更新

『非処女の炭山くん』
このタイトルからBL漫画かと想像したのは私だけではないはずです。いえ、これはBLではなく、かっつぇ先生の青年漫画なんです!
え、どういうこと??
はい、そう思うのも無理ないですよね。
どんなお話なのか、あらすじをストーリーに沿ってご紹介します!

世森さんって オナニーしたことある?

冒頭では繁華街で怪しげなナンパをされるキレイなお姉さんが登場します。
このお姉さんがスカートをたくし上げて「ぼく…男だけどいい?」なんて言うものだから衝撃です。

場所は変わり、女子高校生が慣れない駅で帰りの電車を探してました。
名前は世森(よもり)なつです。

なつが酔っ払いのおじさんに絡まれて困っていると、後ろからキレイなお姉さんが声を掛けます。
「私のこと待っててくれたの?」早く帰ろう!と知り合いのフリをして連れ出され、電車に乗せられて難を逃れることができました。
突然すぎて酔っ払いから助けられた感謝を伝えそびれてしまいます。ゴトンゴトンと揺れる電車の中で一瞬の出来事にドキドキが止まりません。

翌日、学校でその出来事を友人たちに話していると「世森さん」と呼ばれます。日誌を書くのを手伝ってと微笑んだのは同じクラスの炭山くんでした。

話したことがないし、綺麗だけど近寄りがたいような…日誌を書いている炭山くんを眺めながら考えていると鎖骨にホクロがあることに気付きます。
珍しい場所にあるんだなと思っていると炭山くんがふいに顔を上げ「世森さんってオナニーしたことある?」と突然問いかけられます。

わたしはオナニーをしたことがない

直球で問われ動転しながらも「そういうのは…あんまり…聞かないほうがいいと思うけど…!!」切れ切れに返します。すると炭山くんは「君だから聞いてみたんだよ」と悪びれる様子はありません

炭山くんに言われた言葉が頭で響きます。
なつは高校生になってもセックスどころかオナニーもしたことがないのです。
自室でベッドに寝転がりながらスマホで『オナニー』について調べると、みんなもしてるのかな…、ドキドキと胸が高鳴り、自分の体の敏感な箇所に手が伸びていきます。
腰や胸、口元とこわごわ触っているうちにいつのまにかハァハァと吐息が漏れていき、自分で触っているはずなのに誰かに触られているように感じてきました。身体中をまさぐられ下着の中に手を入れられ…敏感なその肌を、触れたことのない秘所を誰かに触れられている。いや、誰かではない、炭山くんの艶やかな表情が思い浮かびます。
そして頭の中で炭山くんは「気持ちいい?」「君だから聞いてるのに」と耳元で囁くのです。

あの時助けてくれた人

初めてオナニーをした日から気付けばいつも炭山くんを目で追うようになり「どうしてわたしにあんなこと聞いたんだろう」どうして…と疑問が浮かんできます。

ある日の下校中、到着した電車から現れたのは背の高い美しい女性。しつこく絡んでくる酔っ払いから助け出してくれたお姉さんでした。
ずっとお礼が言いたくて思わず声を掛けると、気にしないでと素っ気なく立ち去ろうとするので追いかけるように夜の街へと一緒に踏み入ります。

今が忙しいなら連絡先だけでもと食い下がるなつを無視するようにあしらうお姉さん。そんな2人の前に若い男が現れます。

だから早く帰れって言ったのに

「あれ?あれあれぇ ハルちゃん!」
突然話しかけてきたのは腕にタトゥーを入れた、いかにも軽薄そうな『チャラ男』。
「誰も決まってないの?じゃあ俺と…」そう言われてハルと呼ばれたお姉さんはチャラ男が伸ばす手を払いのけます。お姉さんが「走って」と警告し、なつの腕を掴んで逃げました。

なつは腕を引かれるまま走り続け、連れてこられた場所がラブホテルなことに動揺します。
「ここなら1人では入ってこれないはずだから…」と言われても初めて入ったラブホテルにソワソワと落ち着けません。

ふとお姉さんを見て息を飲みます。
鎖骨にホクロ。
「だから…早く帰れって言ったのに」と言ってお姉さんが長いウィッグを外すと…そこに現れたのは『炭山くん』でした。
唐突になつは炭山くんにベッドに押し倒されます…

まさかキレイなお姉さんの正体が女装した炭山くんだったとは…。
炭山くんに押し倒されたなつの貞操はどうなってしまうのでしょう。
そして炭山くんが夜の街を彷徨う理由とは?!
それにしても炭山くんの女装は艶めいていてお似合いでしたね。『男の娘』といった感じがしました。
『非処女』ということはアッチの方は経験済みということなんでしょうか…?!
まだまだ秘密が潜んでいる、かっつえ先生の新作『非処女の炭山くん』の続きが気になる方は是非コミックフェスタにてお確かめください!

紹介作品

非処女の炭山くん【フルカラー】
かっつぇ
「僕…男だけどいい?」処女の私が出会ったのはビッチな男の娘でした―…

執筆者

博臣
趣味はひたすらゲームとYouTube。漫画とアニメと映画は恋愛系からエロ、グロ、ホラーまで何でも大好きな30代。
小説はミステリーばっかり読むのに、書くのは専らプラトニック恋愛極めてるなにか。
おばあちゃんになる頃には作家にもなってたらうれしい。
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