≪王子度4:さわやか度4≫優しい王子様
憧れのテレビ業界でADとして働く上条ひなたは、報道番組の台風中継に同行していました。そんな中、強風に煽られて飛ばされそうになるひなたを抱きとめてくれたのが、局で若手一番人気アナウンサー、ファンに「王子様」と呼ばれる瀬川由紀でした。
由紀は、ひなたが持ってきたタオルを自分に使わず、ひなたに使います。こんな時でも、さわやかさと優しさを忘れない姿は本当に王子様のようです。
雨風が増してきたので、引き上げようとする一行に、子どもが川に取り残されているとの知らせが飛び込みます。流れが増し続ける川に、救急を待っていられないと、ひなたは飛び込んでいきました。由紀も追いかけます。
≪王子度5:漢気度5≫身を挺して助ける
無事に子どもを救出できたひなたですが、川のぬかるみに足がはまってしまい、身動きが取れなくなってしまいました。
川の水がさらに増して危険な域に達し、ひなたは由紀に「先に行ってください」と告げますが、由紀はひなたの手を取って「絶対に離しませんからっ」と言いました。
増水した川にのみ込まれる前、由紀はひなたの身体を引き寄せ、強く抱き締めます。薄れゆく意識の中で、ひなたは「恋をしてみたかった」と心の中でつぶやきました。
絶体絶命のあんなときに身を挺してでも助けに来てくれるなんて、本当に由紀は漢気に溢れていますよね・・・素敵すぎます!
≪さわやか度4:ドキドキ度5≫窮地でもまぶしくさわやかに
目を覚ましたひなたは、由紀に救出してもらったことを知ります。溺れて意識の無かったひなたを由紀が無人の小屋に運んで看病してくれていたのです。
一安心かと思った矢先、びしょ濡れの服がふたりの体温を奪います。このままでは低体温症になってしまう、と由紀が提案したのは仰天の方法。「肌で暖め合いましょう」と言い出します。
ひなたは服を脱ぐという行為に戸惑いますが、ド正論でさわやかに言う由紀に観念して裸になることを決心しました。ひなたの気持ちを慮って、由紀は後ろから抱き締めてくれます。背中に直接当たる肌の感触に、ひなたはドキドキが止まりません。
こんなシチュエーションになったら恥ずかしさとエッチな気持ちでいっぱいになってしまいそうですよね・・・がんばれ、ひなた!
≪発情度5:エッチな台詞度5≫「俺は死ぬ前にあなたを抱きたい」
ふたりは互いに明るく話しながら平常心を保とうと努力しました。しかし、雷に怯えて抱きついてくるひなたに、由紀は何かを思います。由紀はひなたを優しく抱き締めながら、耳元で囁きました。「俺は死ぬ前にあなたを抱きたい」そう言うと由紀はひなたの唇を奪いました。
優しく深くキスを繰り返し、最初は戸惑っていたひなたも段々と発情させられてしまいます。「生き物って命の危機を感じると、10倍発情するって知ってますか?」熱い息を漏らしながらそう言った由紀の顔は、見たことのないほど欲情しきったオスの顔でした。
イケボでこんなエッチな台詞言われて、抵抗できる女の子はいるのでしょうか・・・イケメンでイケボって罪深過ぎますよね・・・。
≪オス顔度MAX:トロトロ度 MAX≫テレビでは見せないオスの顔
発情顔の由紀に優しく乳首を食まれ、ひなたは翻弄されてしまいます。
「いつもの 10倍感じますか?」と問う由紀に、ひなたは初めての感覚から、「わからない…っ」と顔を紅潮させながら口にします。
途端にスイッチが入った由紀は力の入らないひなたの身体を押し倒します。既にとろとろになってしまったひなたの身体を、発情しきったオス顔で攻める由紀ですが、エッチな言葉責めとは裏腹に、触る指はとても優しくゆっくりとひなたをとろけさせてくれました。
そしてテレビでは決して見ることのない切ない発情顔で由紀はひなたにこう言うのです。
「ここに・・・俺の いれさせてください」
いかがでしたでしょうか!
由紀の王子様っぷりと、発情したオス顔とのギャップがたまりませんね・・・あんな顔をされて懇願されたら誰でもコロッと落ちてしまいそう・・・。エッチな台詞で言葉責めしても、王子の気質は忘れない、なんて女の子の理想の男子かもしれませんね!
藍沢ミキ先生がお送りする、ドキドキ展開のTLコミック『そのオス顔、放送NGです…!~ド健全アナウンサーが理性を捨てたら』の続きは是非コミックフェスタでご覧ください・・・♪