『とろけるスカーフェイス』逆体格差!年下×年上の幼馴染!ギャップカップルBLコミックをご紹介!

2019/6/13 更新

今回おすすめする漫画は、梶原伊緒先生のBLコミック『とろけるスカーフェイス』です。
年下×年上の幼馴染、細身×大柄な逆体格差萌えには堪りません!
2人の関係性にスポットを当ててあらすじをご紹介します。

見た目も中身も正反対の2人

藤島 勇馬(ふじしま ゆうま)と笠原 静也(かさはら しずや)は兄弟のように親しく過ごしてきた幼馴染です。
がっしりとした大柄な体型の勇馬と、スリムな体型の静也ですが、実際は見た目と反し、とても温厚で献身的な勇馬、ツンツンとしていて悪者には容赦なくかかっていく静也とイメージにだいぶギャップがあります

静也は毎朝家に迎えに来る勇馬に対しては特にツンツンとしていて、デレすら無いように見えます。
そんな態度にも堪えず献身的な勇馬は静也をかまい倒します。
実は静也はそんな勇馬の毎朝のお迎えの時間に合わせて、こっそり準備しているのです。
それを母から勇馬にバラされ、静也は顔を真っ赤にして否定するのでした。

優しい2人

勇馬は仕事、静也は大学に行くために、一緒に電車に乗っていました。
勇馬は静也に、「大学は慣れた?」「高校のときみたいに喧嘩にならないように気をつけて」と気遣います。
「いい子なのに誤解されたらもったいない」とも言いました。

静也が高校時代に喧嘩してしまった理由とは、1人を大人数でいじめていた「いじめグループ」と喧嘩したことを発端に、そこから3年間色々な連中に絡まれ、追っ払うために喧嘩していたのです。
勇馬は心配して、「そういうのって卒業と同時に無くなるのか?」と聞き、「何かあるなら相談してくれ」と言います。
静也はそれに対してもツンツンと「しつこい」「ほっとけよ」と返しました。

理由なく喧嘩をふっかけているわけではなく、正義感から喧嘩をしている静也は、強くて優しい心を持っているようです。
普段勇馬のほうが優しさに溢れているように見えますが、静也もとても優しい子だということがわかりますね!
静也のその優しさを裏づけるように、電車内でさりげなくおばあさんに席を譲る姿があります。
それを見て勇馬は思わず「静也は優しくてかっこいい」「友達たくさんできるといいな」と発言します。
その発言に静也は火照った顔で「小学生かよ!」と捨て台詞を吐きました。

まるで通い妻?

絵本、児童書が好きで絵本作家にも憧れていた勇馬は、本屋で働いています。
同僚から「土方とか力仕事が似合いそう」と言われる勇馬は、重たいダンボールも軽々と運んでいました。
「今日の夕飯はハンバーグなんてどうかな」というひとことで、静也の話が始まったと察する同僚。
案の定、静也が心配で家まで食事を作りに行っていることを話しました。
「もはや『通い妻』では」と言う同僚に、『静也の奥さん』というものを連想する勇馬。
もしそういう相手ができたら、今みたいには一緒にいられないんだろうな、とひとり心の中で考えました。

大きな体で絵本作家を夢見ていたという勇馬にギャップ萌えですね。
大きい雄っぱいと献身的な性格、そして料理上手!なんて理想的な奥さんだろうかと思ってしまいました!

起きてしまった事件

仕事も終わり帰路を歩く勇馬は、通りすがりの女性が「あれ喧嘩かな」と言っているのが耳に入りました。
「あの男の子絡まれてなかった?」という発言に嫌な予感がする勇馬。
勇馬は喧嘩を探して走り、路地裏から聞こえた乱暴な声から静也と若者2人を発見しました。
止めに入る勇馬に「引っ込んでろ」と言う静也。
「すっこんでろよオッサン」と勇馬の足を蹴る若者。
反射的に静也は勇馬を蹴った若者へ大蹴りをかましました。
そして乱闘が始まってしまいます。
若者の1人がナイフを取り出して静也を切りつけようとした瞬間、とっさに勇馬が静也をかばいました。
騒ぎが大きくなってきたため若者達は逃げ出しますが、血を滴らせながらも静也を止めようとする勇馬に、静也は若者達を追うのをやめました。

お互いがお互いを守ろうとしていることがわかります。
身を挺して静也をかばった勇馬は無事なのでしょうか?

優しすぎる勇馬

病院での治療を終え、しばらくしてから勇馬は静也の部屋を訪れます。
勇馬の顔には、額から頬へかけて大きな一筋の傷跡ができていました。
「また俺のせいでこんな傷」と泣く静也に、「気にしないでくれ」「かなり薄くなってるんじゃないか?」と背中の古傷を見せる勇馬。
その背中の傷は、まだ小さかった静也が勇馬に料理を作ろうとしたらボヤ騒ぎになり、静也をかばってできた傷でした。
その時の「今度は俺が守る」と言った静也がかっこよかったと言う勇馬は、「そんなこと気にしなくてもいいんだよ」とも言いました。
その言葉に衝撃を受けたように、静也は言葉をなくしました。

勇馬の何でも許してしまう優しさは、時として残酷な気がしますね…。
静也を尊重しているようで、静也の気持ちには気づいていないようにも思えます。

抑えきれない気持ちをぶつける静也

静也は、勇馬の話に答えるわけでもなく、勇馬を後ろから抱きしめました。
驚く勇馬を無視して、静也は背中の傷を舐め、乳首を弄ります。
静也は「…ずっと好きだったよ」と打ち明け、「俺の気持ちなんて関係なくて、勇馬が全部決めて」と言うのです。
お尻に指を挿入すると、勇馬は「静也はこんなことする子じゃ…」と言いますが、静也は「そんなやつもうどこにもいないよ」と返しました。

静也が大人になるまで守ってやりたいという勇馬に反して、勇馬への情欲を抱えていた静也。
2人のすれ違いは、今後どのような展開に進むのでしょうか?

勇馬は脱ぐと体格がかなりいいことがわかりますね!マッチョで雄っぱいが印象的でした。
表情は普段もかわいいのですが、静也にやらしいことをされている最中の困ったような赤らんだ顔がたまらなくかわいい!
静也は中性的な雰囲気があって、クールにもかわいくも見えるのですが、攻め時の顔がかっこいいです。
ギャップ萌えする方にぜひおすすめします!
梶原伊緒先生の『とろけるスカーフェイス』はコミックフェスタにて配信中です!ぜひご覧ください!

紹介作品

とろけるスカーフェイス
梶原伊緒
「いい子だから、ソコ舐めないで…っ」傷痕を愛撫され、敏感に震える逞しい体…可愛い幼なじみがこんなことするなんて…っ

執筆者

末野
ジャンル問わずで漫画好き、部屋の隅で漫画を読む女です。文系男子から体育会系男子まで、そして可愛い女子から綺麗な女子までをも好きになります。みなさんが素敵な漫画を読めるきっかけになれば幸いです。
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