突然の妻との離婚
梶原(かじわら)は、とうの昔に離婚した元妻の夢を見てしまいます。
突然元妻から、「好きな人ができたの」と別れを切り出されたシーンを夢に見て、陰鬱な目覚めになった梶原ですが、そんな夢を見る理由はわかっていました。
会社に入ってきた新人の、古谷 美琴(ふるや みこと)。
真面目で優秀で、気遣いもできる彼女ですが、梶原は湧き上がる疑いをそのまま放置することができませんでした。
思い出したくない過去を、夢に見てしまうのはつらいですね・・・。
梶原が元妻へ抱く気持ちはどんな気持ちなのでしょうか・・・。
優秀な新人は元妻の娘
顔は若かりし頃の元妻に瓜二つで、細かな仕草や旧姓の苗字までもが元妻と同じ美琴。
梶原は美琴の素性を人事課で調べることにしました。
梶原の予想通り、元妻の娘だった美琴は、年齢から推測するに元妻と浮気相手の子供のようでした。
それからは、明るく優秀で社内の雰囲気を変えるほどの魅力的な彼女の姿と、元妻と憎い浮気相手との間にできた子供、という狭間で梶原は複雑な思いを抱えました。
そんなある日、美琴が大口の契約を取り付けた祝いとして、酒の席に誘った梶原ですが、つい美琴に飲ませすぎてしまいます。
完全に酔いがまわってしまった美琴を、梶原のかつての自宅だった美琴の現在の自宅まで送りました。
家に誰もいないという話を聞いて、一人で歩けない美琴に手を貸し、部屋まで連れていくことにします。
美琴の部屋はかつての梶原の部屋で、内装は変わっていても、自分の机などが残っていました。
自分のものだった机の上に置かれた元妻の写真を見て、梶原は過去を振り返ってしまいます。
元妻の浮気で離婚することになったのに、何故か梶原がDV夫に仕立て上げられ、持ち家や財産を奪われたのです。
仕事も子会社に出向になり、今の無気力な職場でお飾り管理職をさせられています。
梶原は何も悪事をしていないのに、理想の人生をすべて元妻に奪われた・・・そう憎い思いを募らせました。
離婚で人生が狂う、というのはこういうことなのでしょうか。
梶原のどん底人生に思わず同情してしまいました。
美琴に元妻が重なって・・・
酔いが覚めてきたという美琴が「お茶でも」と誘います。
しかしかつての自宅と元妻に瓜二つの美琴の姿、離婚のトラウマや浮気相手の写真など、いろいろな事実がない交ぜになって梶原を惑わし、美琴の姿が元妻に重なります。
なんとか幻影を振り切って帰ろうとする梶原を、美琴が引き止めました。
その仕草は元妻が離婚を切り出し、部屋を出て行くその瞬間の仕草とそっくりで・・・。
梶原は思わず美琴を抱きしめました。
元妻に対する思いをぶちまけながら、美琴の唇を奪います。
美琴に元妻の幻影を重ねている梶原は、浮気相手と元妻の行動を憎み、攻め立てながら美琴を押し倒しました。
美琴はわけもわからず、されるがままになってしまいます。
それは酔いのせいなのでしょうか・・・?
処女なのに感じちゃう・・・
梶原に身体を翻弄されながらも、美琴は「初めて」だと告白します。
その言葉を聞いた梶原は、さらに色濃く元妻との過去を思い出してしまいます。
かつての梶原と元妻も、互いに初めての相手で、余裕などなく行為していたと梶原は回想します。
今度はもっと丁寧に、彼女の感じるところを責め、思い切り感じさせようと梶原は全身を愛撫します。
美琴は気持ちではダメだとわかっているのに、強い抵抗はせず、されるがままに流されていきます。
梶原の執拗な愛撫に、美琴はその身をとろけさせました。
美琴が耐え切れずに絶頂した時、梶原は元妻の幻影を重ねて、美琴に手を出してしまったことに気づいたのでした。
元妻の娘に手を出してしまった梶原はどんな気持ちになっているのでしょうか?
そしてもっと抵抗できたはずなのに、梶原に身をゆだねてしまった美琴は・・・。
元妻のように美琴にも好色な素質があるのでしょうか?
影追い先生が描く、メンズコミック『元妻の娘を、襲う。~その面影に欲情して…』。
気になる二人の関係は、コミックフェスタにてチェックしてくださいね!