憧れの女の子とツンツンの女の子

主人公・柏村蒼汰（かしむらそうた）の実家は洋菓子店です。バレンタインシーズンは特に忙しいようで、友人からの遊びの誘いを断っていました。

その話を聞いた櫛津月乃（くしづつきの）は、蒼汰にお菓子の作り方を教えて欲しいとお願いします。清楚でお嬢様系の月乃は、蒼汰の憧れの女の子です。
テンションの上がった蒼汰は、いきなり「ウチくる…？」と家に誘ってしまいました。さすがに引かれると思いましたが、月乃は誘いを快くオーケーしてくれます。

月乃の返事に舞い上がり喜びをかみしめている蒼汰。しかし、目の前に現れた吉木結華（よしきゆいか）に水を差されてしまいます。結華は風紀委員で、いつも蒼汰に対してはツンツンです。今回も日誌を付け忘れていることと、掲示板の貼り直しをしていないことを怒ります。

蒼汰はそんな結華に対して、月乃の可愛さを少しは見習えと心の中で思うのでした。

月乃と仲良くなるために媚薬をセッティングしたけれど…

月乃の訪問は、彼女と仲良くなる二度とないチャンスです。この機会に、あわよくば月乃と恋人になりたいと考えた蒼汰は、ネットで「女の子が100％オチる媚薬」を見つけます…。

そして、月乃と約束した日が訪れます。月乃が家にやって来たので、蒼汰はウキウキしながら月乃を迎え入れます。しかし、月乃の隣にはなんと結華もいました。結華もお菓子作りに興味があって、ついてきてしまったのです。

驚く蒼汰をよそに、結華は勝手に家に上がってしまいます。月乃と二人きりになれると思っていた蒼汰は、しぶしぶ結華も部屋に案内するのでした。

蒼汰はここで、ある問題が発生したことに気づきます。蒼汰の部屋には、月乃と良い雰囲気になるために用意した媚薬アロマ、媚薬紅茶、媚薬香水などの媚薬トラップが大量に仕かけてあったのです。さすがにこの状況はマズすぎます。月乃ではなく、結華が媚薬トラップにかかったら大変です。

媚薬トラップに引っかかる結華

蒼汰の心配をよそに、結華はどんどん媚薬トラップに引っかかってしまいます。まずは媚薬加湿器の隣に座って、媚薬入り紅茶を飲んでしまいます。さらには媚薬アロマを手に取ったり、媚薬香水を嗅いだりと、次から次へ媚薬グッズに触ってしまいます。

ところが、多くの媚薬トラップにかかったはずなのに、結華の身体に何も変化はおきませんでした。蒼汰は何もおこらないことを疑問に思います。

それから、結華はお手洗いに行きます。実はトイレの中にも媚薬ボディソープが仕込まれていました。蒼汰は、結華にこれ以上媚薬を使わせたくないと思い、慌ててトイレに向かいます。

そして、あろうことか結華がいるトイレのドアを開けてしまったのです。さすがに蒼汰の行動はアウトです。もちろん結華にめちゃくちゃ怒られます。

媚薬で発情しちゃった！？

蒼汰が結華に怒られているなか、月乃は家の用事で帰らなければいけなくなってしまいます。お菓子作りもせず、媚薬トラップにも引っかからずに月乃は帰ってしまいました。

「媚薬は偽物だし月乃ちゃんは帰っちゃうし…何もかも最悪だ…」計画がうまくいかず落ち込む蒼汰は、結華に帰ってもらおうとします。

蒼汰は結華に話しかけますが、結華の様子が少しおかしいです。体は汗ばみ、足をモジモジさせて、息づかいが荒くなっています。そして上着を脱いで、シャツのボタンも胸元まで開けてしまいます。

「これって媚薬の効果か！！？」結華の色っぽい姿を見て焦った蒼汰は、自分で媚薬入り紅茶を飲んでしまいます。

ツンツンな結華が媚薬でデレデレに

媚薬を一口飲んだだけで、蒼汰の身体は一気に発情してしまいます。発情した蒼汰が見た結華の姿は、とってもエッチで魅力的でした。

「お前がほしくてたまらない…！」蒼汰は我慢できなくなってしまい、服を脱がせ、ブラジャーも外して、結華の胸を直接触ります。最初は拒否していた結華でしたが、感じてしまい声を出してしまいます。

普段の結華からは想像できない可愛い声を聞き、蒼汰は結華のことを可愛いと思います。結華は否定しますが、体の反応は正直です。そして、蒼汰の行動はどんどんエスカレートしていくのでした…。