気位の高い女優を演じて

美人女優の高木京は、事務所の方針で悪役女優として売り出しています。スタッフには高飛車な態度で産地にこだわった水を買ってくるように命令しますが、実は水の味に違いなどわかりません。

本当は普通の女の子なのに、撮影現場でも話題をつくるためにわざ気位の高い女を「演じて」います。

京に声をかけてくれる同じ撮影現場にいる善田蒼汰。蒼汰は、近頃人気ナンバー１の実力派俳優。ドラマの主人公です。

笑顔で声をかけてくる蒼汰に京は思わずドキッとしますが、高飛車キャラを演じようとします。

自分しかできない仕事

ドラマの役柄は、主人公を追い詰める悪役。京は弟とドラマを見ていると、「お姉ちゃんって見た目は美人でゴージャスだけど性格悪そうだよな」と言われてしまいます。とはいえ、見た目のことは言われ慣れています。

弟は京に、「そんな姉ちゃんにしかできない役があるんだろうな」と言います。小さいころからこの派手顔のせいで損をしていて、京は一生損したまま生きていくと思っていました。

ですが女優としてスカウトされてから、自分を必要としてくれる仕事があるなら嫌われても女優の仕事を続けたいと思うようになります。

枕営業の噂

仕事へ行くと、京が枕営業をしているという噂が流されたことを知ってしまいます。せっかく頭にいれたセリフですが、本番ではミスをしてしまいます。

相手役として演じていた蒼汰がアドリブで助けてくれますが、プロであるのに動揺して台詞を忘れてしまったことに恥ずかしさを感じた京。

そんな彼女に蒼汰は上着をかけて、「ゆっくり休んでね」と声をかけます。京は思わず赤面してしまいます。

作品のために…

機転が利いて優しく演技もうまい蒼汰。ですからスタッフからも慕われていることを京は納得しました。

そしてひとりで控え室にいると、服を取りに蒼汰が現われます。

蒼汰は京が枕営業をしているという噂を気にして、話をしに来たのでした。京は蒼汰の申し出を断りますが、蒼汰はここに来たのは作品のためだと言うのです。

現場の雰囲気が悪くなると、ドラマの質が落ちてしまい、いい作品が作れなくなってしまいます。蒼汰にとってそれは困ること。京は素直に謝りました。

京の素直な態度を、「意外だよ」と蒼汰は言います。

素直な自分を隠すため共演俳優を思わず挑発したら…

素直な態度をしてしまったことにあわてた京は「私と噂になりたいの？」と言ってしまいます。

蒼汰は「やっぱり噂通り面倒だな」と表情をかえて、いきなり京にキス！「そこまで言うなら相手をしてもらおうか？女王様？」と言い捨て、キスをさらに深めていきます。

処女なのに気持ちよくなってしまう！

今までの蒼汰とは違う態度におどろく京ですが、はじめての経験に女王様らしい振る舞いなどできません。

服を脱がされ、胸や首元をゆっくりと攻められます。「下着は白なの？女王様らしくないね」とからかわれるように言われ、印象は違っても今の京が好きだと言われます。

慣れているはずなのにウブな反応をみせる京。濡れている下着に触わられ、さらに愛撫を深めようとする蒼汰。京は必死に止めるように言います。

「こういうことははじめてで…」だと言っても、止めてはくれません。京の体へ蒼汰は快感を与え続けます。京は直に舐められ、はじめてなのに気持ちよくなってしまうのでした。