『「好きだ。」挿れたら伝わる…堅物オトコのひたむきな最愛』身体を重ね合わせて、初めて知った本当の気持ち
2020/3/19更新
今回ご紹介するのは、コミックフェスタで配信している祈崎ひな汰先生のTLコミック『「好きだ。」挿れたら伝わる…堅物オトコのひたむきな最愛』です。
祖父によって何件も組み込まれた縁談を、主人公の和は全て断ります。彼女はあることが原因で、恋愛なんて一生しないと誓っていました。そんな彼女にボディガードの直生は秘かな想いを抱いていたのです…。
不愛想な男の秘めたる想いを知ったとき、心が揺さぶられました。和のボディガードとしての直生、1人の男として和に向き合う直生とのギャップがたまりません。
それでは、あらすじとともに作品をご紹介していきます。
恋愛なんてできるわけない
「この縁談お断りさせていただきます」祖父によって組まれた縁談を、和は席に着いた途端に断ってしまいます。和は最初から縁談を受ける気がなかったからです。祖父への義理を果たした和は、すぐに帰ろうとします。しかし、ボディガードの直生はあと7件縁談が組まれていると言って、和を帰らせませんでした。
縁談をすべて終わらせた後、2人は屋敷に帰りました。大量に縁談が組まれていたことを愚痴る和に対して、直生は「早く恋人をつれていらしたらどうですか」と提案します。しかし、和は恋人を作るのは無理だと怒って、部屋から出て行ってしまいました。過去の出来事から、和は「恋愛なんてできるわけないじゃない…」と考えるようになっていたのでした。
家出先で大ピンチ!?
酔いつぶれた和は家を飛び出して、1人ネットカフェで一夜を過ごすことにしました。席に着いた和は、直生のことを考えます。仕事とはいえ祖父の言いなりで纏わりついてくる直生を、和は鬱陶しいと思っていました。人に恋愛しろと言うなら、自分が彼女でも作ればいいのにと和は思います。その後、考え事をしているうちに和は眠ってしまいます。
目を覚ますと、和は2人組の男に取り囲まれていました。和は抵抗しますが、逃げ出せません。「大人しくしてりゃすぐ終わるからさ」男達は和を襲おうとしました。
窮地を救ったのはボディガード
「触るな」和の窮地を救ったのは、直生でした。直生は一瞬で男達を蹴散らします。
呆気にとられる和でしたが、直生の前では気丈に振舞います。一方、直生は和が震えているのを見て、自分のコートを和にかぶせ「和…落ち着いたら出てこい」と言って部屋から出ていきました。1人になった和の目からは涙が流れるのでした…。
行為をすると男の心の声が聴こえる
そのあと、和と直生は居酒屋をはしごして、明け方近くに屋敷に戻りました。そこで直生は和に「逃げ出すほど嫌か、男と付き合うのが」と聞きます。それに対して和は「…『する』と聴こえるの…男の人の心の声…」と答えました。
和は男性と性行為をすると、相手の意識が伝わってしまうと語ります。今まで付き合った男性は家やお金や立場が目当てで、和のことを想ってくれた人はいませんでした。和は悲痛な思いを直生に吐露します。
「…さすがに酔いすぎだ。寝て頭を冷やせ」直生は和の話を信じられなかったのか、憐れむような眼で和を見つめます。さらに、直生は和を馬鹿にしているような態度を見せたので、和は「もういい…!放っておいてよ…!どうせ私はもう一生恋愛なんてしないんだから…!」と怒ってしまいました。
ボディガードの本当の気持ちは…
「―なら試すか?」直生は突然、和にキスをしました。「『して』…俺の気持ちが伝わるか」直生は真剣な眼差しで和を見つめます。直生は酔っていると和は言いますが、直生は「…お前が俺の心を読めたなら俺は信じる。どうする?」と和に迫ります。
負けず嫌いな和は、その言葉を聞いて直生を受け入れました。直生は和をソファに押し倒して、和の身体を唇で愛撫していきます。直生は今まで見たことない表情をしていたので、和はドキドキしてしまいます。そして、直生の手が和の敏感な部分に触れて、和は感じてしまいました。
直生は和に「聴こえたのか?…その『声』は」と聞きます。それに対して、和は「…無理。挿れなきゃ聴こえ…ない…から」と答えるのでした…。
今回ご紹介するのは、ここまでです。
不愛想で何を考えているのかわからない直生が、真剣な表情で和に迫る姿には胸がときめきます。また、直生の口調が敬語からタメ口に変わるのもドキッとしました。直生のギャップに心を射抜かれてしまいます。最後に明かされる直生の気持ちを知ったとき、胸がキュンキュンすること間違いなしです!
直生の秘めたる想いは、和の心を癒すことができるのでしょうか。続きが気になる方は、コミックフェスタで配信中の『「好きだ。」挿れたら伝わる…堅物オトコのひたむきな最愛』を是非チェックしてみてください。
紹介作品
- 「好きだ。」挿れたら伝わる…堅物オトコのひたむきな最愛
- いつも不愛想な幼馴染の甘い愛撫。思わず声が漏れて、カラダがどんどん熱くなる…私達、お互い好きじゃないはずなのに――