【公式】『セックス禁止なんてくだらねえ』彼氏との格差に悩むヒロインは、彼氏の真っ直ぐな告白にどう答える?

2020/10/26更新

コミックフェスタで配信中の少女コミック『セックス禁止なんてくだらねえ』をご紹介します。著者は青山春兎先生です。

恋愛禁止の空手部で、日南双葉(ひなみ ふたば)は部のエース・椎名玲央(しいな れお)と隠れて付き合っていました。しかし、日南は格好良くて、空手の実力もある椎名の隣に立つことに引け目を感じていました。そんな気持ちを隠す日南に、椎名は自分の思いをぶつけるのでした…。

それでは、あらすじとともに作品をご紹介していきます。

紹介作品

セックス禁止なんてくだらねえ
青山春兎
「俺は恋愛してても勝ってみせるし――お前ともシたい」びしょ濡れのまま、真っすぐな瞳に見つめられ…!?

みんなには内緒の恋人

空手部に所属する日南双葉は、男子部員たちから女の子扱いされていませんでした。色気がないとからかわれる日南ですが、実は空手部のエース・椎名玲央と付き合っています。しかし、空手部は部内恋愛禁止だったので、みんなには付き合っていることを内緒にしていました。

1年の終わり頃に日南は椎名から告白されました。日南も椎名のことがずっと好きだったので、すごくうれしく思います。ですが日南は椎名に「ぶ、部内恋愛禁止だから、え…っちとか、恋人っぽいことは…それでもいい…?」と付き合うときに条件を出していました。

日南は恋人らしくイチャイチャすることに興味はありましたが、椎名のように空手で結果を出して「彼女として胸を張れるようになるんだ――!!」という思いがありました。

彼氏は女子に大人気

地区大会当日、椎名は試合で順調に勝ち続けました。「玲央くん、かっこいい!」他校の生徒からも椎名に声援が飛びます。日南は複雑な気持ちになりますが、そのことを考えないようにして「私も椎名に続くぞ!」と気合を入れます。しかし、日南は2回戦で敗れてしまいました。

試合が終わった後、日南は「ぜ、全然ダメだった!山に籠って滝修行でもしてこようかな!?」とみんなの前ではおどけます。日南は部員たちとの会話にも混じって笑っていましたが、何か思うところがある様子でした。日南はみんなには先に帰ってもらって、1人で帰ることにします。

複雑な気持ちの帰り道

椎名は校門の前で日南のことを待っていてくれました。ですが、日南は「待っててくれたのは嬉しいけど、今日はちょっと1人になりたかったかも」と思います。日南は結果を出せてないのに他の女の子に嫉妬している自分が情けないと思い、「こんなんじゃ、椎名の彼女としてふさわしくない」と考えていました。

「ゆ、優勝おめでとう!次は県大会だね」と日南が話しかけると、椎名は「まだ県大会だよ。俺全国目指してるし」と答えます。日南は「やっぱり椎名はかっこいいな。空手のことを考えてる椎名の顔が本当に好き」と思いますが、そんな椎名と自分を比べて弱音を吐きそうになってしまいます。

突然の雨でシャツが透けて…

帰り道の途中で、突然雨が降ってきました。雨宿りで入ったバス停で、日南は椎名のシャツが雨で濡れて透けているのを見てしまいます。「私の彼氏がえっちすぎて直視できません!」日南は椎名にタオルを渡そうとしますが、椎名に「いや、お前が使うべきだろ」と言われます。日南のシャツも透けていて、スポブラが見えてしまっていました。

「ま、漫画のヒロインなら可愛い下着が透けるところなのにね」日南は色気がないと自分を卑下します。そこにバスが来て、日南が乗ろうとすると、椎名は「乗せらんねぇ」と日南を後ろから抱きしめました。

セックス禁止なんてくだらねぇ

「話すまで帰さねぇから。俺の前でまで、へらへら笑ってんじゃねぇ」椎名は日南の顔を真っ直ぐ見つめます。付き合う前から椎名には、日南の隠しごとはバレバレでした。「だけど、今日は見抜かないでほしい。こんなみっともない気持ちなんて」日南はなんでもないとごまかします。

「…お前さ、なんで付き合ってること隠したがんだ」「だって…部内恋愛禁止で…」「それだけ?規則がなかったら話してたか?」日南は椎名に問い詰められます。日南にとって規則はただの言い訳でした。本当は堂々と椎名の横に立っていられない自分が嫌だったのです。

「―恋愛禁止とか、セックス禁止とかくだらねえ」椎名はそう話して、日南を壁に押し付けます。そして、椎名は「俺は恋愛してても勝ってみせるし…お前ともシたい」と告白するのでした…。

今回ご紹介するのは、ここまでです。
付き合っている人が格好良すぎて、自分を卑下してしまう日南の気持ちが痛いほど伝わりました。自分の魅力に気づけてない日南の様子がもどかしいです。一方、椎名は言葉づかいがぶっきらぼうなところもありますが、日南のことを良く見ていて、良い彼氏だなと思いました。自分の気持ちを正直にぶつける椎名は、格好良すぎます。
椎名の告白に日南はどう答えるのか?2人の今後が気になる方は、コミックフェスタで配信中の『セックス禁止なんてくだらねえ』を是非チェックしてみてください。

紹介作品

セックス禁止なんてくだらねえ
青山春兎
「俺は恋愛してても勝ってみせるし――お前ともシたい」びしょ濡れのまま、真っすぐな瞳に見つめられ…!?
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