アニマルセックス

数多の動物から進化を遂げた「人」は性別と血液型、そしてアニマルセックス（AS）という動物の性を持っていました。ネコ型は気まぐれ、イヌ型は社交的など、ASには個人差はありますが、それぞれ特徴があります。その中でウサギ型は年中発情期で、触られただけで発情する人もいると噂されていました。

ASの発情

「俺のAS、満月はキツいんだよなぁ…」イヌ型の性を持つ会社員の灰瀬は、抑制剤を飲んで発情を抑えていました。満月の夜は動物の性が刺激され、発情しやすくなる型が多くいます。ASは発情することによって、より多くその特徴を現しました。抑制剤は予期せぬ発情を防ぐために存在していたのです。

灰瀬の上司である黒野も抑制剤を飲んでいました。上司の中でも特に優しく、仕事もできて、几帳面で真面目な黒野のASは何だろうと灰瀬は同僚と話します。「案外ネコかウサギで、普段抑えてるだけで実はすっげぇ性欲が…」と同僚が話しますが、灰瀬は普段から穏やかな黒野が発情する姿を想像できませんでした。

むせかえるほどのうまそうなにおい

1人で残業をしていた灰瀬は、自分のASが原因で学生時代にフラれたことを思い出します。「そろそろ抑制剤切れるし、コーヒーでも飲むか…」気分を変えるため、灰瀬は自販機に向かいました。

「…甘いにおい…？やけに喉が渇く…」廊下を歩いていた灰瀬は違和感を覚えます。「なんだ、このむせかえるほどのうまそうなにおいは」灰瀬の視線の先にいたのは、満月の光に照らされた黒野でした。忘れ物をして戻ってきた黒野は、灰瀬に差し入れを持って行こうとしていました。

満月に発情するオオカミ

黒野を見た灰瀬は発情してしまい、黒野を押し倒してしまいました。「わっ！？灰瀬くん！？どうし…オオカミ…？」耳と尻尾を生やした灰瀬の息が荒くなります。「まっ、あの灰瀬くんっ…待ってくださ、落ち着いて…ッ」灰瀬は黒野のシャツを強引に脱がして、黒野の首筋に歯を立てました。

「こんなにおい嗅いだことがない。抗えない」灰瀬は理性を失い、黒野にむしゃぶりつきます。「…っは、いせ…くん…っ」しかし、黒野の乱れた姿を見た灰瀬は我に返り、「っすみません…！」と言って逃げてしまいました。

限界

「―なんだ、あのにおい…」灰瀬は部屋に駆け込み、中から鍵を掛けます。「灰瀬くん！大丈夫ですか！？鍵を開けてください」「いいから…っ、俺に近づかないでください…！！」黒野が追ってきましたが、灰瀬は鍵を開けません。

ですが、黒野はマスターキーを持っていたので、鍵を開けて中に入ってきました。抑制剤と水を渡そうとした黒野を、灰瀬は「離れてくださいって！」と突き飛ばしてしまいます。その拍子に黒野は水をこぼしてしまい、自分の服を濡らしてしまいました。

「っすみませ、…」濡れてシャツが透けた黒野の姿を見て、灰瀬は息を飲みます。灰瀬は黒野のアソコが勃っているのに気づきました。「…なんでアンタが勃ってんスか」灰瀬が黒野のアソコを触ると、黒野は身体を震わせて感じます。「もう限界だ」灰瀬は再び黒野を押し倒してしまいました。

ウサギのAS

灰瀬は後ろから抱きつき、黒野の耳を舐め、アソコを触ります。灰瀬が黒野を攻め続けると、黒野のお尻から尻尾と頭から耳が生えてきました。「ウサギ…？」黒野はウサギのASだったのです。灰瀬が黒野の耳を触ると、黒野は大きく身体を震わせます。

「耳は…触らないで…は、はずかしい…です…」「…ッ…アンタ根っからの喰われる側っスね」灰瀬は恥ずかしがる黒野を言葉で責め、さらにお尻にも手をかけるのでした…。