会社の同僚が旦那！？

「しくったなぁ…またアイツにバカにされちゃう」OLの美月は会社の階段から落ちてしまいます。美月が目覚めると、そこは病院のベッドの上でした。気を失った美月は救急車で病院まで運ばれていたのです。

「でも、よかったな、怪我も大したことなくて、もうすぐお前の旦那もくるから」「…え？旦那？」見舞いに来た同僚が何を言っているのか美月にはわかりません。美月には旦那はおろか、彼氏すらいないはずだったからです。

「失礼します！」「「桜井静――っ！？」美月の病室に現れたのは、同僚の静でした。美月は仕事の時のようにバカにされると思いますが、美月は静に抱きしめられます。「おいおい！いくらオシドリ夫婦だからって、病院でいちゃつくなよ～」同僚にからかわれますが、美月は状況を理解できません。

結婚したことを忘れてしまった

「からかうのも大概にしてほしいよねぇ」と美月が静に話すと、静は「俺たち夫婦だろ？」と驚いた表情を見せました。美月は医者から、記憶喪失になっていることを伝えられます。美月は去年の12月に静と入籍しましたが、その間の出来事を全て忘れていました。

自宅に帰った後、美月は静に「…なんで結婚したんですか？」と聞きます。静はドヤ顔で「愛し合ってたから」と答えました。「いやいやいや！おかしいでしょう！？」美月は、自分のことを女として見てなかった静となぜ結婚したのかわかりませんでした。

心は処女のまま

「まさかまさか…わた、私の処女…」美月が静とセックスをしたのか気にすると、静は「…ああ、ごちそうさま」と話しました。静の表情に美月は一瞬ドキッとしてしまいますが、（よりによってこいつと…っ）とショックを受けてしまいます。「…想像した？」すると、静は美月をベッドの上に押し倒そうとしました。

「ご勘弁を！」美月は土下座をします。「私の心はまだ処女なままで…っ」と美月は話して、夜の営みだけは勘弁して欲しいとお願いしました。思わず笑ってしまった静は、美月のおでこにキスをして「考えておいてやる」と言って部屋から出て行きます。不意打ちをくらって、美月は顔を真っ赤にしてしまいました。

契約結婚

美月は同僚の佳枝に記憶喪失になったことを相談しました。そこで美月は、静との結婚は契約結婚だったことを知らされます。

「…契約結婚って、どういうことよ」美月は会社から帰宅した静を問い詰めました。「鈴木さんか、余計なことを」静は話をごまかして、真相を話そうとしません。「なんで言わなかったの！？」美月は静に詰め寄ります。

身体の相性で結婚！？

「…身体の相性だよ。俺らが結婚した理由」静はお互いの欲求を満たすため、結婚した方が良かったと美月に伝えます。（処女だった私がそんな理由で…）静の話を嘘だと思う美月に、静は「…嘘かどうか、試してみるか？」と迫りました。

「そんなことするわけ…っ」美月は拒もうとしますが、「なんで？俺ら夫婦だろ？」と静は美月にキスをします。「…ほらスイッチ入った」キスをされた美月は、胸のドキドキが止まらなくなってしまいました。

恥ずかしいのに拒めない…

「逃げんなよ、奥さん」静は逃げようとする美月を抱きしめました。「美月は耳弱いもんなぁ？あとこっちも」静は美月の胸を触ります。「なんで…？なんで私抵抗しないの―…？」美月は恥ずかしくて、抵抗したいと思いますが、静を拒むことはできませんでした…。