愛が重い女

「待ってよ！！別れるってどういうこと！？」香取は付き合っていた彼氏に「言動はどんどん重くなるし、見張られてるみたいでさぁ。なんつーかメンヘラっぽくて…」と言われて、フラれてしまいます。「ただ好きな人と一緒にいたいだけなのになぁ…」香取は愛の重い女だったのです。

「へぇ、香取って意外と情熱的なんだな」彼氏にフラれたことを会社の同僚に愚痴っていると、そこに香取が憧れている上司の三堂が現れました。三堂は仕事もできて、顔もいいスペックの高い人物だったので、香取にとっては手の届かない”推し”でした。

香取はフラれた話を三堂に聞かれたのが恥ずかしくなって、すぐに逃げてしまいます。「どうせ私は元カレにメンヘラと言われるような女…」三堂に重たい女と思われたことを香取は嘆きました。

憧れの上司はフリー！？

定年退職になる部長の送別会で、香取は会社の先輩たちが三堂の彼女について話しているのを耳にします。そこに三堂が現れて、「いえ、結構前にフラれて今はフリーですよ」と話しました。

「嘘！あの三堂さんをフる人がいるんだ！！」香取は三堂のフラれた原因を知りたいと思いましたが、先輩を差し置いて話しかけられないと諦めてしまいます。

それから、三堂につられて二次会まで参加した香取でしたが、終電の時間になったので帰ることにしました。すると、三堂から「俺この辺だし送ってやるよ」と声をかけられます。「うそ！二人っきりで帰れる！？」と香取は舞い上がりました。

2人きりの帰り道

「あの…彼女さんと…その…別れた理由って…」帰り道で香取は何を話したらいいかわからなくなり、さっき聞けなかったことを三堂に聞きます。「んー…そうだな。俺の愛が重すぎたからかな」三堂は彼女と別れた理由を話してくれました。

「俺さ、彼女と毎日会いたいし、会えないなら電話で話したい。何かあれば連絡するタイプなんだよ」三堂の彼女との接し方を聞いて、香取は「私と同じ…」と共感します。

相性いいし付き合おっか

「三堂さんは…週2で会いたいって言っても引かないですか？手作りの料理やお菓子渡されても重く思わないですか？」と香取はつい三堂に聞いてしまいます。三堂は「そんなに健気に思ってくれるなんて、可愛いし最高じゃん」と言って、香取の頭を撫でました。三堂に褒められて、香取の心臓の鼓動は大きくなります。

すると、三堂は突然香取にキスをしました。香取が呆気に取られていると、三堂は「俺ら相性いいし、付き合おっか」と話します。「つ、付き合う！？」香取が驚くと、三堂は「続きは俺ん家でゆっくり話す？」と香取を自分の家へ案内しました。

週７セックス！？

「さっきの話、本当に私でいいんですか？私、先輩が思っているより重いかもですよ…」香取は三堂が本気なのか確かめます。「いやむしろ俺のほうが重いから、これから大変だと思うよ」三堂は彼女と別れた一番の理由はセックスレスだと話し始めました。

香取が三堂に期間を尋ねると、「…1週間」と答えます。香取は1週間に1回なら普通だと思いますが、三堂は「俺は好きな相手と週７セックスしないとレスだから」と打ち明けました。「それって毎日…！？」香取は頬を真っ赤にして驚きます。

彼女と毎日シたい

「俺は彼女と毎日会って、毎日シたい」三堂は上着を脱いで、香取をソファの上に押し倒してキスをしました。「週7セックスって…本気なの？」舌をからませるキスで、香取は感じてしまいます。

「やっぱ俺ら相性最高…」三堂はそう言って、香取の敏感な部分を愛撫していくのでした…。