【公式】『難攻不落の愛人様』「愛人女」の噂はもう気にしない。私は気持ち良い方を選ぶ!

2021/7/27更新

今回はコミックフェスタで配信中の少女コミック、『難攻不落の愛人様』をご紹介します。著者は西野ろん先生です。

化粧品会社に勤務する九重紗和(ここのえ さわ)は、愛人顔のせいで浮気をしていると勘違いされていました。新設部署に異動になった九重は、女遊び好きの「下半身男」と噂される古賀司(こが つかさ)の下につくことになります。古賀は何かと九重にちょっかいをかけてきたので、九重は変な噂を立てられないかと心配するのでした…。

それでは、あらすじとともに作品をご紹介していきます。

紹介作品

難攻不落の愛人様
西野ろん
「惚れそう、俺の愛人になる?」――私がイエスと言うとでも?男嫌いの愛人顔女VS女好き(?)上司の最強盾矛オフィスラブ!!

愛人女と下半身男

「愛人気取り!」九重は会社の前で、後輩の妻にビンタをされてしまいます。九重は後輩の教育係でしたが、色目を使っていると勘違いされてしまいました。「なんなのよ、まったく!」九重は会社のトイレで叩かれて赤くなった頬を、ファンデーションで隠します。

トイレから出た九重は、他の社員が自分のことを話しているのを聞いてしまいました。「『愛人女』と『下半身男』で大丈夫かよ、その部署」と社員たちはあざ笑います。九重が異動する新しい部署のマネージャーは、女遊びをしていると噂され、「下半身男」と呼ばれていたのです。

九重が話しをしていた社員に声を掛けようとすると、「はじめまして、噂の愛人女と下半身男です~!」と下半身男と呼ばれていた古賀がやって来ます。古賀は社員たちを追い払い、「君の上司になる古賀司です。よろしくね、愛人さん」と九重に挨拶をしました。

愛人顔

「愛人じゃないわよ!!ったく、どいつも、こいつも!!」九重は酒の席で友人の横山に、今日あった出来事を愚痴ります。

九重は愛人顔のせいで、遊び目的の男ばかり寄ってきたのです。自分の顔をどうにかしたくてメイクを始め、研究するうちに趣味になり、今では化粧品会社に勤務するまでになりました。

「紗和って躱すのが上手だから、男たちは追いかけたくなるんだろうね~」「軽薄な浮気男はもう嫌!」九重は、自分とクリスマスに七面鳥を食べてくれる男性がいればと嘆きます。

気持ち良いこと好き?

新部署に異動した九重は、事あるごとに古賀に絡まれました。「もう目をつけてるとか」「さすが―…」と他の女性社員たちからの視線を感じて、九重は(このままだと絶対面倒なことになる…!)と危機感を抱きます。

「古賀さん、お願いがあるんですけど…私のこともっと酷く扱ってください!」九重は女性社員たちの誤解を解くために、協力して欲しいと古賀にお願いしました。

すると古賀は、「気持ち良いこと好き?」と聞いてきます。「…自分の価値決めるのって、結局自分じゃない?九重さんも気持ち良いほうを選んじゃいなよ」と古賀は九重を諭しました。九重は、古賀は噂を気にせず堂々と生きられるかもしれないが、自分には難しいと思うのでした。

首筋のキスマーク

九重は古賀と一緒に、人気女性誌の編集長の接待をすることになりました。接待当日、九重は古賀の首元にキスマークがついているのに気づきます。相手の編集長に見つかって、機嫌を損ねたら接待は失敗すると九重は思い、持っていた化粧道具でキスマークを隠そうとしました。

「これうちの商品ばっかじゃん、全部持ち歩いてんの?」「今日、紹介したいなと思って」九重は商品の説明をしながら、テキパキと古賀の首元に化粧をします。「…さすがプロだね」古賀は九重の手際を褒めました。

接待の場でぞんざいに扱われて…

接待の席で、古賀は相手の編集長・門田にすぐに気に入られます。九重は売り込みのチャンスと思い、持ってきた資料を見せようとしました。

「あぁ、九重さん。君はいいから、いいから」しかし、門田に断られてしまいます。「いやぁ~、女性はいいね!いるだけで華やか!」女性というだけで、九重は相手にされませんでした。(あーあ…資料も徹夜で作ったのに)九重は、愛人顔のせいで嫌な思いをしてきたことを思い出してしまいます。

気持ち良い方を選ぶ!

(…私これからも他人の言うことを気にしながら生きていくの?)そう思った九重は、古賀に言われたことを頭に思い浮かべました。(気持ち良いほうを―…)九重はもう一度門田にアプローチをかけます。

「門田さん、私―見てのとおり愛人顔なんですけど~」九重は、門田が以前企画した強い女のメイク特集に身を委ねた結果、この顔になってしまったと訴えました。「責任とってくださいます…?」九重の発言に門田は呆然としてしまいます。「…それがダメなら…私に騙されてみませんか?」九重は作成した資料を門田に見せるのでした…。

今回ご紹介するのは、ここまでです。
転んでもただでは起きない九重の姿に勇気をもらいました。機転を利かせて、門田にアプロ―チする様子は格好良かったです。自由奔放な古賀との出会いが、九重に自信をつけたのかもしれません。2人の関係が今後どうなっていくのか楽しみです!
九重のアプローチは成功するのでしょうか!?続きが気になる方は、コミックフェスタで配信中の『難攻不落の愛人様』を是非チェックしてみてください!

紹介作品

難攻不落の愛人様
西野ろん
「惚れそう、俺の愛人になる?」――私がイエスと言うとでも?男嫌いの愛人顔女VS女好き(?)上司の最強盾矛オフィスラブ!!
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