【公式】『カラダがあいつを忘れてくれない。~犬猿コンビの限界セカンドナイト』一線を越えた夜のことを忘れられなくて…

2022/1/11更新

今回はコミックフェスタで配信中のTLコミック、『カラダがあいつを忘れてくれない。~犬猿コンビの限界セカンドナイト』をご紹介します。著者は御握むすび先生です。

大学から付き合いがあり、今も同じ会社で働く戌井美波(いぬい みなみ)と猿山譲二(さやま じょうじ)は、自他ともに認める犬猿の仲でした。もともとは仲の良かった2人ですが、大学時代に一線を越えたことがきっかけで険悪な仲になってしまったのです。ですが、2人はお互いにあの夜の事を忘れられずにいたのでした…。

それでは、あらすじとともに作品をご紹介していきます。

紹介作品

カラダがあいつを忘れてくれない。~犬猿コンビの限界セカンドナイト
御握むすび
「無駄口叩くわりに…溢れてくるけど?」天敵の先輩と過ごす二度目の夜。不器用な愛情を、カラダの奥までたっぷり注ぎ込まれて…

犬猿コンビ

「うるせぇ!いちいち俺の足引っ張りやがって入社何年目だ!?」「先輩こそ、いちいち私の意見に突っかかってきて何様なんですか!?」雑誌の企画を共にしている猿山と戌井は幾度となく意見がぶつかり、喧嘩を繰り返していました。

ですが、猿山と戌井が手掛ける「犬猿レビュアー」は2人の掛け合いが読者にウケて、雑誌の目玉になりつつあります。大学時代から付き合いのある2人ですが、元はこんな仲ではありませんでした。あることがきっかけで2人の仲はこじれてしまったのです。

大学時代の2人の関係

大学時代、小柄な戌井は男性から恋愛対象として見られることが少なく、フラれてばかりいました。「俺にできることがあったらなんでも言えよ」戌井がフラれて落ち込むたびに、猿山は戌井を励まします。

「先輩なら私を…抱けますか?」「くるのが遅ぇんだよ」そして、女としてみられないことに自暴自棄になった戌井を猿山は抱き、戌井のコンプレックスを解消してくれたのでした。

しかし、戌井はあやふやになった猿山との関係を居心地の良かった頃に戻したいと思い、「先輩のおかげで自信がつきました!もっと女磨いて良い男ゲットできるように頑張りますね」と猿山に言ってしまいます。その言葉をきっかけに猿山との関係は元に戻るどころか、少しずつ険悪になってしまったのでした。

先輩の気持ち

「いぬい!!」昔のことを思い出し上の空だった戌井を猿山は大声で呼びます。その声に驚いて、戌井は椅子から転げ落ちてしまいました。倒れる瞬間、戌井は猿山のことを掴んでしまいます。

「何すんだよ、近寄んなッ!!」「それこっちのセリフ!!」猿山が戌井の上に覆いかぶさる体勢になると、猿山は慌てて戌井から離れました。猿山の態度を見た戌井は、「きっと先輩は怒っているんだろう。あの日試すようなことした私に…」と思うのでした。

新しい恋は前途多難?

「優くんお待たせ」「あ、美波。今日もちっさくて可愛いねー」戌井は営業部のイケメン・優(ゆう)にアタックをしていました。ですが、優との仲はあまり進展していません。戌井が優の母親の誕生日プレゼント用に渡したお金で何を買うのか聞くと、悲しい表情をした優に「それって詮索?…疑ってるの?」と言われてしまいました。

(モテる女はがっつかない!束縛厳禁!!)戌井は優を悲しませたことを反省し、トイレに籠ります。そこに戌井の母親から電話が掛かってきました。戌井はまだ優と付き合っていませんが、年末に実家へ帰るときに紹介すると約束します。「それ…ちゃんと彼氏なんやろね?」「今度は大丈夫やって」母親は戌井が騙されてないか心配していました。

戌井が電話を終えると、天井から紙屑が落ちてきました。戌井が顔を上げると、トイレのドアの上からゴミが降ってきます。

先輩にしか頼れないんです

(はぁ…やっと落ち着いた…)猿山がトイレで休んでいると、女子トイレから「てめぇみたいなチビブスが優くんの彼女面すんじゃねぇよ」と叫び声が聞こえてきます。猿山が外に出ると、そこにはびしょ濡れになった戌井がいました。戌井は優のことを好きな女性に嫌がらせを受けたのでした。

「先輩こっち!」「うあッ、さっ、触んな!」戌井は猿山の手を取り、誰もいない備品置き場へと連れて行きます。「近くのコインランドリーで洗ってきてください、お願いします…!」戌井は濡れた服を洗うよう猿山にお願いをしました。

「先輩にしか頼れないんです」猿山は下着姿の戌井に大学時代の戌井を重ねてしまいます。「くん…な!」猿山はよろめいてしまい、その場に座りこんでしまいました。

俺の気も知らないで…

「前からなんなんですか!?触るなとか近づくなとか、過剰反応して」戌井は猿山に近寄りました。「だから来んなって…」戌井の顔をまじかで見た猿山は、戌井と仲の良かった頃のことを思い出してしまいます。

そして、猿山は戌井にキスをしてしまいました。「あ…っ…さ…最っ低!」戌井は猿山の顔にビンタをして離れようとしますが、猿山は手を離しません。「うるせぇ…!俺の気も知らないで…この鈍感女!こうならないように距離とってたのに全部お前のせいだろ、責任とれよ…!」猿山は戌井を床に押し倒してしまうのでした…。

今回ご紹介するのは、ここまでです。
戌井と猿山、どちらも不器用すぎてもどかしかったです。言葉のかけ方が少しでも違っていたら、ここまでこじれた関係にはならなかったのかもしれません。ひどいことも言われたのに戌井への想いが消えない猿山はめちゃくちゃ一途だと思いました。猿山の想いは戌井へ伝わるのでしょうか!?続きが楽しみです!
作品に興味を持たれた方は、コミックフェスタで配信中の『カラダがあいつを忘れてくれない。~犬猿コンビの限界セカンドナイト』を是非チェックしてみてください!

紹介作品

カラダがあいつを忘れてくれない。~犬猿コンビの限界セカンドナイト
御握むすび
「無駄口叩くわりに…溢れてくるけど?」天敵の先輩と過ごす二度目の夜。不器用な愛情を、カラダの奥までたっぷり注ぎ込まれて…