【公式】『キスは覚えたから「その先」を教えて?~天才子役、10年越しの初恋リベンジ』ガキ扱いされても、あきらめない

2022/5/10更新

今回はコミックフェスタで配信中の少女コミック、『キスは覚えたから「その先」を教えて?~天才子役、10年越しの初恋リベンジ』をご紹介します。著者は七保志天十先生です。

子役時代に堂森(どうもり)れなは、年の離れた共演者・鳴海倫太郎(なるみ りんたろう)に恋をしました。それから時が経ち、18歳になったれなは再び倫太郎と共演することになります。れなは倫太郎との再会に舞い上がりますが、なかなか倫太郎に話しかけることができませんでした…。

それでは、あらすじとともに作品をご紹介していきます。
※以下、若干のネタバレや画像が含まれます

紹介作品

「もう限界?やっぱガキだなお前」十年分の恋心をぶつけて迫ってみたけど、キスも触り方も、オトナには敵わなくて――…

目次

10年前の初恋

「なぁ…みすず…俺達は…本当の…家族ではないかもしれないけど…これからも…ずっと…ふたりで…一緒に…」演技をしている倫太郎の顔を見て、れなの胸は高鳴ります。8歳のれなは年の離れた倫太郎に恋をしていました。

(決めた…!!わたし…リンタローの…およめさんに…なるっ!)れなは撮影中にアドリブで倫太郎の頬にキスをするのでした。

初恋の相手と念願の共演

(…ずっと…この日を…待っていた…!)10年後、映画『サマーバレット』でれなは倫太郎と念願の共演を果たすことになります。子役だったれなは、映画やドラマに引っ張りだこの人気女優へと成長していました。

「教師B役…鳴海倫太郎です…どーも」倫太郎が顔合わせで自己紹介したとき、(私の…リンタロー!!)れなは倫太郎を見つめます。ですが、れなは倫太郎に目をそらされてしまいました。

せっかく会えたのに…

(どうしよう…話しかけるなオーラがすごい…)れなは映画の親睦会に参加しますが、倫太郎に話しかけることができません。「…お先…失礼します…」すると、倫太郎は途中で帰ってしまいました。

「…鳴海さんってさ~、昔はもっと華があったんだけどね~、干されてから大分経ってるしねぇ」共演者たちは、鳴海は売れっ子俳優達と同じ場所にいるのが居心地悪かったんじゃないかと噂します。

「トイレ…行ってきます…」れなは席を立ち、倫太郎の後を追いかけました。(10年…我慢…したんだよ?あなたに…触れられる…年齢になるまで―!)しかし、れなは倫太郎を見失ってしまいます。

ピンチを助けてくれたのは初恋の人

(リンタローに…会いたくて…この世界で頑張ってきたのに…。これじゃ…いままでの苦労が…)れなは立ち止まり、その場で泣いてしまいます。
「あれって…堂森れなじゃね?」「え?マジ?」とっさに出てきて変装してなかったれなは、一般人に気づかれてしまいました。

(ど…どうしようっ)れなが困っていると、「みすずっ」とどこからか声をかけられます。
「ほら、乗れ…早くしろ」声の主は倫太郎でした。倫太郎に促されて、れなは車に乗り込みました。

マセガキにはうんざり

「あの…ありがとうございます…鳴海さん」「…ちょっと脇が甘いんじゃないか?」れなは倫太郎にプロならもっと周囲に気を使えと注意されてしまいます。
「はい…でも、さっき…久しぶりに『みすず』って呼ばれて…嬉しかったです…」れなは倫太郎とまた仲良くしたいと気持ちを伝えました。

れなの話を聞いた倫太郎は、突然ブレーキをかけて車を止めます。
「天才子役のくせに好意を隠そうとしないマセガキにはうんざりなんだよ」倫太郎はれなが子役のときから、れなの好意に気づいていました。「ガキはガキらしく、ガキ同士で群れていな」倫太郎はれなを突き放します。

もっと先のことを教えて…

「…もう…私…子役じゃないです。ひとりの…オンナとして…見て…?」れなは倫太郎に迫ります。「リンタローの手のあたたかさ…ほっぺの温もり…その先にある…体温を感じたくて…」れなは10年分の思いを倫太郎に吐露しました。

次の瞬間、れなは倫太郎にキスをされます。お互いの舌が絡み合うキスで、れなは悶えてしまいました。「こんなキスで蕩けた顔しやがって…天才女優様もただのガキだな」倫太郎はれなに帰って寝る時間だと伝えます。

「嫌です」それでも、れなはあきらめません。「…私…もう…子役じゃないって…言いました…よ…ね…?だから…もっと…先のこと…教えて…」そう言って、れなは服を自ら脱ぎ始めるのでした…。

今回ご紹介するのは、ここまでです。

れなの10年もの間変わらない倫太郎への想いに胸が痛くなりました。倫太郎に会うために、れなが芸能界で頑張ってきたと思うと、れなの恋を応援したくなります。
10年前の爽やかさを失くしてしまった倫太郎ですが、10年の間に何があったのでしょうか。倫太郎の過去も気になるところです。

れなは倫太郎にキスの「その先」を教えてもらうことはできるのでしょうか!?続きが気になる方は、コミックフェスタで配信中の『キスは覚えたから「その先」を教えて?~天才子役、10年越しの初恋リベンジ』を是非チェックしてみてください!

紹介作品

「もう限界?やっぱガキだなお前」十年分の恋心をぶつけて迫ってみたけど、キスも触り方も、オトナには敵わなくて――…