偽彼氏と破局！？

「別れよう、神代」結城は、付き合って2年になる彼氏の神代と別れることにしました。2人は付き合っていましたが、セックスを一度もしたことがありません。なぜなら、2人は偽装カップルだったからです。

「なんだよ結城…好きなやつでもできたのか？」「だって、こんな偽装恋愛してる間に周りの皆はとっくに結婚してて、このままだと周りから置いてけぼりになっちゃう！」結城は、平穏な恋愛をして幸せな家庭を作りたいと訴えます。

恋人のフリをした理由

2人が偽装カップルとなったのは、会社の飲み会がきっかけでした。人前では優しいイケメンである神代は、同僚の女性達に大人気です。一方、結城は同僚の男性からストーカーじみたアプローチをかけられて困っていました。飲み会の時も男性から言い寄られて、結城は（だれか助けて～！！）と心の中で叫びます。

同僚の女性から「彼女いるんですか～？」としつこく聞かれていた神代は、結城の様子を見て「実は結城さんが俺の彼女です」と嘘をつきました。（え、私！？）最初は驚いた結城ですが、恋人のフリをすればストーカー同僚も諦めてくれると思い、神代と一緒にカップルのフリをすることにしたのでした。

週明けからは同僚

「感謝しろよ？お前も俺のおかげでストーカー男と距離を置けたんだから」「出た！外面いいのに私相手にはその態度！」神代は、他の社員の前では見せない態度を結城だけには見せていました。「とにかく！ストーカー男も転勤したし、この関係はもうおしまい！」結城は約束があると言って帰ろうとします。

「約束？」「そ！男友達と会う約束！」結城は、オンラインゲーム仲間は神代と違って優しいし、趣味も合うから喋っていて楽しいと話しました。それを聞いた神代はムッとします。
「じゃあ、週明けからは同僚ということでよろしくね」結城と別れた後、神代は「ふーん…どうしようかな」と何か考えている様子でした。

恋はできなくても…

結城は友人の凛子に神代と別れたことを報告します。「この歳になって新しい恋見つけるのもなぁ～」と結城が悩んでいると、若さの秘訣はセックスと話す凛子は「恋はできなくても、セックスはいつでもできる！」と豪語しました。

ある日、結婚して家庭を持っている社員達が先に帰っていき、結城は神代とオフィスで2人きりになりました。「なんか最近一気に老けこんだ気がする」「トキメキを摂取しないと老けるって凛子が言ってたよ」結城は神代に凛子としていた話を喋ります。

セックスすると若返るという話を聞いた神代は、「そもそも、お前がいたから俺はこのシたい盛りにいっさいできなかったんだよ」と突っかかってきました。

別れたばかりだけど…する？

「元はと言えば勝手に彼女にしたのは神代でしょ！なによ責任取れってこと？」「そうだな、取ってもらおうかな」神代は結城に顔を近づけました。結城がまごついていると、神代は「俺はお前に責任取って欲しい。俺がお前に捕まった責任だよ」と言って結城にキスをします。そして、神代は結城に「俺たち別れたばかりだけど…する？」と聞いてきました。

知らなかったキス

「何言ってんの！？キスなんかしてっ」「いいだろ、俺たち『まだ』付き合ってることになってるし」結城は離れようとしますが、神代に抱きしめられて動けません。
「今は―トキメキをご所望なんだろ？」そう言って、神代は結城にキスをしました。

（…知らなかった。神代ってこんなにキス上手なんだ…）神代のキスで結城の顔は蕩けてしまいます。「へーえ、キスだけで随分良い顔になってきたじゃん」そして、神代は結城の服を脱がし、直接身体を触り始めるのでした…。