【公式】『当て馬キャラのくせして、スパダリ王子に寵愛されています。』断罪イベントだと思っていたら、まさかの愛の告白!?

2022/8/2更新

今回はコミックフェスタで配信中のBLコミック、『当て馬キャラのくせして、スパダリ王子に寵愛されています。』をご紹介します。著者は結城アオ先生です。

出版社の営業担当だった主人公は、ファンタジー小説『銀の王子と聖なる花嫁』に登場する当て馬キャラのロニール・グラヴィスに転生してしまいました。物語の中でロニールは、王子のアレク・レイ・ガルシアムの婚約者リリィに手を出し、断罪されてしまいます。ロニールは断罪を回避するためアレクと関わらないようにするのですが…。

それでは、あらすじとともに作品をご紹介していきます。
※以下、若干のネタバレや画像が含まれます

紹介作品

「ずっと…君に触れたかった」――スパダリ王子×ライバル当て馬。ヒロインを取り合うはずが…なぜか王子は俺を狙っていて…!?

目次

小説の当て馬キャラに転生!?

侯爵令嬢リリィと婚約者の王子アレクの大人気ファンタジー小説、『銀の王子と聖なる花嫁』。人気キャラであるアレクがリリィだけに見せる溺愛っぷりに、キュン死する読者が多数いました。出版社の営業担当だった主人公はその小説を売っていましたが、書店回りの帰り道に居眠り運転のトラックに衝突されてしまいます。

「…ロニ!目を覚ましたのね」主人公が目覚めると、目の前には小説のヒロインであるリリィがいました。主人公は容姿や声、自分の名前が全く違うものになっていることに気づきます。主人公は小説のキャラであるロニールに転生してしまったのです。

ロニールは小説1巻中盤で消える超当て馬キャラです。リリィの幼馴染であるロニールは、片思いをこじらせて彼女を襲ってしまいます。その現場をアレクに見つかり、断罪されて国外追放されてしまうのでした。

2人きりのお茶会

ロニールは断罪を回避するため、アレク、リリィと関わらないようにしようとします。ですが、それから約半年、ロニールはアレクと一緒になる機会がたくさんありました。

(なんで俺がアレクとお茶会デートしてんのーっ!!?)ある日、リリィがお茶会に欠席して、ロニールはアレクと2人きりになってしまいます。
(ええい!!こうなったら営業スキルを活かせ俺…っ)自分は人畜無害だということをアピールして、ロニールはアレクにお茶を淹れました。

(おおっ!!俺このシーン知ってるっ、挿絵で見たことがある!!)お茶を飲むアレクの姿に、ロニールは思わずドキッとしてしまいます。男性に恋愛感情を抱いているロニールは、推しキャラであるアレクの微笑みを見て、(断罪は嫌だけど、今日だけは参加して良かったかも…)と思います。

かっこよすぎて惚れそーっ!

「そっちに逃げたぞー!!逃げろーっ」お茶会をしているところに、頭に角が生えた巨大なウサギの姿をした魔法生物が突っ込んできました。ロニールはその生物に潰されそうになりますが、「私に掴まれ!!」間一髪のところでアレクに助けてもらいます。

「怪我はないか?」「は…はい」アレクが格好良すぎて、ロニールは惚れそうになってしまいます。同時にロニールは、「こんな気持ち間違ってる…よ…な?」と思うのでした。

舞踏会でハプニングが…

王室主催の学園舞踏会でアレクとリリィが一緒に踊っているところを見て、ロニールは「やっぱりお似合い…だよなぁ」と思います。
(俺、場違いすぎだし…こっそり帰れないかな)とロニールが考えていると、「ロニ~っ」リリィが突然抱きついてきました。

「リリィ危ないだろ…って酔ってる!?なんで!?」リリィが酔っぱらっているところを誰かに見られてはいけないとロニールは思い、リリィを人目のつかない場所へと連れて行きます。

断罪イベント確定!?

ロニールは自身が所属する魔法調合部の部屋にリリィを連れて行きました。リリィをソファに座らせようとしますが、体力のないロニールはリリィにのしかかりそうになります。リリィに覆いかぶさらないようにロニールが耐えていると、そこにアレクが現れました。

(どうしようっ、このままじゃ断罪イベント確定に…っ)ロニールは隣の部屋へと連れて行かれて、アレクから「説明してもらうぞ。やはり君はリリィを愛しているのか?」と詰問されます。

ずっと君に触れたかった

(い…嫌だ!!死にたくない…っ)気が動転したロニールは近くにあった薬を手に取り、アレクにかけてしまいます。「おわああ申し訳ありません、殿下―っ!!!」ロニールが必死に謝っていると、突然アレクにキスをされました。

(…なっ、何っ!!?)困惑するロニールは、アレクに「…ずっと好きだった。ずっと…君に触れたかった」と告白されるのでした…。

今回ご紹介するのは、ここまでです。

アレクは非の打ち所がなく、本当にキラキラ輝いているキャラクターです。何をするにも様になっていて、見とれてしまいます。一方で当て馬キャラのロニールはいつもオドオドしているところが小動物みたいで可愛らしかったです。性格のまったく違うロニールに、なぜアレクは惹かれたのでしょうか?アレクがどんな思いを抱いているのか気になるところです。

作品に興味を持たれた方は、コミックフェスタで配信中の『当て馬キャラのくせして、スパダリ王子に寵愛されています。』を是非チェックしてみてください!

紹介作品

「ずっと…君に触れたかった」――スパダリ王子×ライバル当て馬。ヒロインを取り合うはずが…なぜか王子は俺を狙っていて…!?